与謝野前財務相が「再起動」 論戦に向け理論武装 - MSN産経ニュース

自民党の与謝野馨前財務相が８日、会長を務める党経済政策調査会の総会を初めて開き、衆院選後の政治活動を本格化させた。調査会については、来年の通常国会での論戦に向けた「理論武装の場」にする方針だ。麻生内閣では「副総理格」として経済財政政策を仕切ってきた立場から政府の政策を攻撃する立場になった。「職人気質（かたぎ）」を自任する与謝野氏としては、苦痛ともいえる野党生活で、鳩山政権打倒の司令塔を担えるかが課題になる。 「来るべき通常国会において、民主党政権の予算や経済政策を大胆かつ綿密に追及していかなければならない。この調査会では、そのような国会での戦いの基本を述べていただく。野党は野党としての国民に対する責任がある」 与謝野氏は、総会の冒頭でこのようにあいさつし、出席者の前で「野党の責任」を強調してみせた。 調査会は、谷垣禎一総裁が党の経済政策を与謝野氏に一任するために新設された。ただ、野党が立案

[harnais]

与謝野前財務相が「再起動」　論戦に向け理論武装