東京都への外国人観光客、初めて減少 平成２１年 - MSN産経ニュース

東京都は１１日、平成２１年に都内を訪れた外国人観光客数をまとめた。それによると、外国人観光客数は前年の約５３４万人から１０・８％減の約４７６万人にとどまった。対前年比減は１６年の調査開始以来、初めて。 まとめによると、２１年の外国人観光客の都内消費額は約２８１６億円で前年比１５・９％減。都内経済への波及効果も６１８２億円と同１５・８％減だった。 要因として、２０年に発生した世界金融危機による世界的な不況と円高の継続、さらに新型インフルエンザの流行により特に欧米からの観光客が減少したためとみられている。 また、外国人観光客へのアンケート調査で、都内で最も満足した場所は新宿１８・６％、銀座７・６％、浅草７・１％の順となった。訪問目的は買い物、散策、飲食の順に多かった。 一方、都内への国内旅行者数は約４億１６００万人と前年比２・２％減でほぼ横ばいだった。 都は「今年は７月に中国人向けの個人観光ビ