【東日本大震災】義援金、一部損壊世帯は２万円の見通し 年内配分へ - MSN産経ニュース

千葉県の災害義援金配分委員会は６日、東日本大震災で被災した一部損壊世帯に対する災害義援金の配分額について、１万５千円から２万円の見込みであることを明らかにした。同委員会は今後、一部損壊世帯の配分額を確定し、県が年内にも市町村を通じて関係世帯に配分するとしている。 県防災危機管理課によると、６月末時点で県が確認している一部損壊世帯数は約５万７千世帯。津波や液状化による家屋の全壊被害件数や今後、被災申請が見込まれる件数などから、市町村に配分される義援金は約６７億４８００万円と推計した。国からの配分を含めた義援金総額は約８６億４４００万円を見込んでおり、同委員会はこの差額の約１９億円から一部損壊世帯に配分する方針を決めた。 県では、現在も一部損壊の罹（り）災（さい）証明を申請していない被災世帯が多くあり、市町村からの申請件数が増加するとみて、１世帯当たり配分額は１万５千円から２万円になると見込ん