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「第2のアスベスト禍」に懸念も、胆管がん死 全国に拡大か(1/3ページ) - MSN産経west
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「第2のアスベスト禍」に懸念も、胆管がん死 全国に拡大か(1/3ページ) - MSN産経west
大阪市の印刷会社元従業員5人が胆管がんを発症した問題は、東京都と宮城県でも同様の事例が報告されて... 大阪市の印刷会社元従業員5人が胆管がんを発症した問題は、東京都と宮城県でも同様の事例が報告されていたことが明らかになり、問題が全国に拡大する可能性が出てきた。発がん性が指摘される化学物質との因果関係は不明だが、厚生労働省が原因特定を待たずに実態調査に乗り出す背景には、「第2のアスベスト禍」への懸念がある。 「明らかに異常な事態だ」。先月31日、名古屋市で開かれた日本産業衛生学会で、産業医科大(北九州市)の熊谷信二准教授は大阪の症例を報告し、調査した感想を述べた。 同社は昭和44年に創業し、大量に印刷する前に少数を仮刷りして発色や誤植などを確認する校正印刷を専門とする会社。頻繁に色や版を替え、有機溶剤を含む洗浄剤で機械などに付着したインキを落とす作業を工場内全体で1日300~1千回繰り返していたとされる。