北京で「食の安全」研修会 ＪＩＣＡ - MSN産経ニュース

国際協力機構（ＪＩＣＡ）中国事務所は１０日、中国の輸出入食品の検査を担当する検疫当局の技術者ら約１００人を対象に、日本の輸入食品の監視体制などを紹介する研修会を北京で開いた。５日間の日程で、今年２月に山東省青島で開かれたのに続き２回目。 中国製ギョーザ中毒事件などで問題となった「食の安全」確保に向け、日本側の食品衛生管理体制への理解を深めてもらうのが目的。 日本の厚生労働省からも専門家２人が出席。研修期間中、中国各地から集まった検疫当局の技術者や行政担当者らに、日本の食品規格基準などについて講義する。（共同）