北朝鮮「未練、毛先もない」南北会談中止で韓国非難 - MSN産経ニュース

北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会（祖平統）の報道官は１３日、南北当局者会談が中止となったのは韓国側の責任だと非難する談話を発表、「われわれは毛先ほどの未練もない」と主張した。朝鮮中央通信が伝えた。 １２～１３日に予定されていた会談が首席代表のレベルをめぐる対立で中止となった後、北朝鮮側が見解を公にしたのは初めて。北朝鮮側が強い反発を示したことで仕切り直しは当面、見通しが立たない情勢だ。 韓国は閣僚級会談を求め柳吉在統一相の出席を提示し、北朝鮮に対韓国政策を統括する金養建・朝鮮労働党統一戦線部長（書記兼務）の派遣を求めたが調整が難航。１１日に韓国は統一次官、北朝鮮は祖平統書記局長を首席代表に提示し、閣僚級の出席がないことに反発した北朝鮮は代表団派遣を取りやめた。 談話は、韓国側が会談直前になって首席代表を格下の統一次官に変更したことを「北南対話の歴史になかった事態で、無礼の極みだ」