ビッグインタビュー Vol.2 東京工業大学 吉川厚氏 | 日本漫画総合研究所

GUEST:吉川 厚（よしかわ あつし） 東京工業大学連携教授。91年、慶応義塾大学大学院理工学研究科博士課程修了後、NTTに入社。NTTソフトウェア研究所、同基礎研究所、同コミュニケーション科学基礎研究所、NTTデータを経て現在教育測定研究所主席研究員。2002年から「マンガを使った教育プログラム」を研究。企業や官公庁でマンガを使った研修を実施している。専門はナレッジ・マネジメント、認知科学、ゲーム情報学、教育工学など。 「マンガを使った企業研修」とは？ 『ザ・ファースト・ステップ「一人前の仕事力」』（ダイヤモンド社） 第2巻より（クリックで拡大） 岡崎：今日は吉川厚先生にお越しいただきました。先生は、大学生や社会人を対象にしたマンガを使った教育や研修をなさっています。それって一体どういうものなんですか？ 吉川：企業研修の一環としてやらせていただくことが多いんですが、3～4人のグループ

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“今までの学習マンガは知識を教えようというものがほとんどですけど、自分が持っている知識を使って、マンガから主体的に学んでいくという使い方もあるんじゃないか”