スポーツナビ | サッカー｜ニュース｜4万人が最後の別れ＝自殺したエンケ選手追悼式−独サッカー

【ベルリン時事】自殺したサッカーのドイツ代表GKロベルト・エンケ選手（32）の追悼式が15日、所属していたドイツ1部リーグ、ハノーバーの本拠地AWDアレーナで営まれ、4万人が最後の別れを告げた。 来年のワールドカップ（W杯）南アフリカ大会のドイツ代表正GK候補だったエンケ選手は10日、列車に飛び込んで死亡した。テレザ夫人と医師は同選手が長年、うつ病に悩んでいたことを公表。ドイツ全土が悲しみに暮れた。同選手の自殺をきっかけに、スポーツ選手の心のケアをめぐる議論も活発化。同国サッカー連盟会長は「（スポーツ選手も）弱さを備えた人間であること忘れてはならない」と弔辞で語った。 追悼式には、ドイツ代表のレーウ監督や代表メンバーが参列した。エンケ選手は、2006年に2歳で亡くなった長女ラーラちゃんのそばに埋葬される。 【関連ニュース】 ・ 【動画】新ユニホーム発表 岡田ジャパン ・ 【特集