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ようやく夏休み - 純丘曜彰教授博士の哲学手帖
文科省が15回ルールをうるさく言うもんだから、今週まで講義で、ようやくやっと夏休みだ。とはいえ、半... 文科省が15回ルールをうるさく言うもんだから、今週まで講義で、ようやくやっと夏休みだ。とはいえ、半年ものの採点が残っている。どのみち、前期分のレポートも読まねばならぬし。これが、ものすごい量がある。まじめに課題に取り組んでいる学生のレポートには、こちらにとっても発見になるような内容があり、感心するが、出せばいいんだろ、というような、いかにもやっつけなのは、腹が立つ。そんなのは、低い点しかやらんよ。 若い学生は、まだいい。通信制の年配の人のレポートとなると、課題なんかまったく無視して、自分の自慢や見栄を延々と書き連ねてくるのがいる。どうだ、私はすごいんだ、単位出せ、ごらっ、みたいなのは、そんなすごいなら、大学で勉強などせんでもええんとちゃうの、と思う。人のコンプレックスの御機嫌取りなんか期待されても、ヘアサロンじゃないんだし、困ったものだ。 なんにしても、文書は、書いた人は、書いた内容に一生
2011/08/06 リンク