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空のボク、大地のボク、海のボク - 短編 第65期 #3
作者: ハコ 文字数: 782 空のボクは空だから、時には南極で水しぶきを上げて、時には九十九里でさざなみ... 作者: ハコ 文字数: 782 空のボクは空だから、時には南極で水しぶきを上げて、時には九十九里でさざなみをたて、時にはそこはアドリア海で、ベネチア運河に潮風を送る。空のボクは雨を降らせる。雪も降らせる。風をハリケーンにかえ、時々、ハリケーンは人を困らせる。ボクはいつも青かった。夜は夜で、満天の星。 大地のボクは17歳で、高校2年で日本にいて、クラスの女の子に恋をして、恋の相手は松本はるなで、新学期にボクのとなりに席が決まった。2学期、秋。今は三学期。もうすぐバレンタインデーで、教室の外は真っ白い雪。チャイムが鳴った。放課後が始まった。 海のボクは、そこはとても深くて、とても暗くて、限りなく冷たいからもしかしたら夜見る夢に錯覚するくらいならきっと本当の夢の中にいるようで、ボクは時々ナーバスになると、無性にピストルが欲しくなる。夢の世界にピストルなんかありえない。ピストルがあったって誰もいな
2008/02/14 リンク