ロシア、極東重視鮮明に プーチン大統領、免税特区表明：朝日新聞デジタル

【モスクワ＝駒木明義】ロシアのプーチン大統領は１２日、上下両院議員らを前に年次教書演説を行った。ロシアの将来にとって、アジア太平洋方面に活動の重点を移すことが経済、外交の両面で重要だとの考えを強調。ロシア極東シベリア地方に免税特区を設け、経済活動を活性化させる方針を打ち出した。 プーチン氏は「ロシアをアジア太平洋に向けて方向転換させ、東方の領土をダイナミックに発展させる。新たな経済的可能性を開くだけでなく、活発な外交政策を展開するための新たな手段になる」と述べた。 具体的には、極東、東シベリアに特区網を設け、新規参入する企業に今後５年間、法人税を免除する方針を発表した。石油、ガスを除く資源採掘税も免除される。特区の場所は来年７月１日までに決定する。

[ikoishy]

＞極東、東シベリアに特区網を設け、新規参入する企業に今後５年間、法人税を免除する方針を発表した。石油、ガスを除く資源採掘税も免除される