高齢者見守り 静岡県とコンビニ４社、全国初合同協定｜静岡新聞アットエス

認知症で徘徊（はいかい）する高齢者の早期発見と保護を図るため、静岡県内で事業展開するコンビニチェーン４社と静岡県は１７日、「地域あんしん見守り協定」を締結した。大手４社が合同で都道府県と同様の協定を結ぶのは、全国初という。県庁で川勝平太知事と各社の責任者らが、西川直哉県警本部長の立ち会いの下で協定書を交わした。 参加したのはセブン－イレブン・ジャパン、サークルＫサンクス、ファミリーマート、ローソンで、県内店舗は計約１５００。県が作製した「ふじのくに見守り手帳」を各店舗に配り、「事件事故に巻き込まれそう」「帰宅できなくなりそう」などトラブルの危険を感じさせる利用者に接した際、手帳記載のマニュアルを参考にしながら行政や警察に連絡するよう求める。 セブン－イレブン・ジャパンの担当者によると、静岡県内のチェーン店では１１月の１カ月間で、店内で急に倒れた客や、食事の配達時に自宅で苦しんでいる客に

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