清水Ｊ１残留、ボールに願い 榛南建築高等職訓校が寄贈｜静岡新聞アットエス

牧之原市の榛南建築高等職業訓練校は２７日、サッカーＪリーグ１部（Ｊ１）清水エスパルスに木製サッカーボールを贈呈した。大久保訓好校長らが静岡市清水区の三保クラブハウスを訪れ、牧之原市出身の枝村匠馬選手（３０）に手渡した。 サッカーボールはエスパルスのＪ１残留を願い製作された。静岡県産ヒノキと吉野杉、南洋桜の板を使用。３２面体を組み、球体に削った。大きさはＪリーグの試合で使われる公式球とほぼ同サイズ。中は空洞になっている。枝村選手は「木製ボールは見たことがない。新鮮ですね」と目を輝かせた。 大久保校長は「榛南地区のサポーターもエスパルスがＪ１に残留できるように応援している。残りの試合も頑張ってほしい」と激励した。枝村選手は「選手、スタッフが力を合わせて戦い抜く」と話した。

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木製のボールをもらってもチームの何が変わるわけではない。でも、多くの人に支えられていることを目の当たりにして意気に感じない選手はいないよね。