12.メモリー効果と継足し充電 バッテリー-ベイサン

ニッカド電池やニッケル水素電池が多用されていた時代にはメモリー効果は頭痛の種でした。特にニッカド電池ではメモリー効果が発生してしまったセルは完全には回復のしようがなく、ずいぶん気を遣って電池を使っていました。 ニッカド電池やニッケル水素電池を放電する際に、充分に電池電圧が低下する前、すなわち容量をある程度残した状態で放電を中止し、再度充放電を行うと、初回に放電を中止した付近で少し電圧が低めに推移するようになります。特に、放電を毎回放電途中の同じ付近で中止していると、この傾向は顕著になってきます。その後放電を止めずに継続すると毎回放電を中止した付近においてくびれたような電圧挙動になります。このように、電池が浅い深度の放電を受けた経歴を記憶(メモリー)していることから、この現象をメモリー効果現象と呼んでいます。 ニッケル水素電池では、この現象は一時的なものであり、深い放電を行うことで通常は解消

[Horiuchi_H]

メモリー効果について詳しく書いてあった。

[another]

え、リチウム電池の劣化って、メモリ効果じゃなかったの!? (いまさら) / むしろフル充電や高温が原因なのか。ノートPCの使用状況だと当たり前に該当するじゃないか。

[fujikumo]

<リチウムイオン電池は保存状態により劣化の程度が変化します。満充電に近く、保存温度が高いほど容量劣化が大きくなります。 たとえば充電量が30%以下で、保存温度が15℃以下であれば、1年間の保存でも数%の容量劣化>