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遺伝する無意識
この本を手にする人は,当然,無意識のこと,その働きや役割について知っていることと思う.しかし,無... この本を手にする人は,当然,無意識のこと,その働きや役割について知っていることと思う.しかし,無意識が発見されたのはいつ,だれが発見したのかとか,祖先から遺伝する無意識があるといったことについてまで,知っている人はあまり多くないのではなかろうか. 心理学徒ならばすでに知っていることと思われるが,例えば精神分析が治療の対象とする精神外傷は,幼児期から青年期にかけて形成された無意識の層に留まっていて,後年の神経症の原因となる.だが,その人に子供ができた場合,親である彼の精神外傷は,全く子供に遺伝することはあり得ない.親の個人的体験だからである. しかし,無意識のさらに深い層に遺伝素質という形で滞留している無意識は,父母や祖父母や曾祖父母などの祖先から,遺伝子の形で受け継がれた素質だから胎児にくっきりと刻印されるのである. この無意識もまた,外傷という無意識と同じく,身体および精神にいろいろな影