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ボルヘス編/傑作探偵小説集
『伝奇集』 (岩波文庫)、『不死の人』 『ブロディーの報告書』 (白水社) などで知られるアルゼンチ... 『伝奇集』 (岩波文庫)、『不死の人』 『ブロディーの報告書』 (白水社) などで知られるアルゼンチンの作家、ホルへ・ルイス・ボルヘスは20世紀文学を代表する重要な作家だが、彼が文学的活動を始めたのは1920年代、まさに探偵小説黄金期の真只中であった。純粋な論理が作品世界を支配する探偵小説のモダニズムは、ボルヘスを魅了し、自身、「八岐の園」 「死とコンパス」 (『伝奇集』収録) のような、知的スリルにあふれたメタ探偵小説を創作している。 現代文学へのボルヘスの影響は多大なものがあるが、彼の文学理論、あるいは作品の多重的で知的な構造は、探偵小説の書き手たちの一部にも強烈な衝撃をもたらした。80年代以降に多数出現した 〈メタ〉 または 〈反〉 探偵小説の底流には、たしかにボルヘスの存在がある。わが国でも、たとえば山口雅也の 〈キッド・ピストルズ〉シリーズや 『続・日本殺人事件』 などに、その一
2022/02/24 リンク