「「雨期控えテント必要」 新潟県職員、四川大地震の現状報告」事件です‐災害ニュース:イザ！

中国・四川大地震の被災地に中越地震の報告書や救援物資を届けるため、新潟県が派遣していた県職員が２６日、県庁で記者会見し、避難民が街にあふれる現状を報告した。 県は２１～２４日の日程で、県防災企画課の池田紀夫課長ら２人を派遣。県が交流している陝西省政府に毛布３００枚と乾パン３１２０食分を届けた後、四川省成都市に入り、中越地震の教訓をまとめた報告書の中国語訳を省政府に寄贈、避難者の健康対策などを説明。最後に大きな被害を受けた都（と）江（こう）堰（えん）市内を視察した。池田課長は「多くの被災者が自前のテントで暮らしており、余震を恐れて夜も外で過ごしていた。これから雨期を迎えるためテントや毛布、医療品が必要になる」と報告した。 県は、被災者のニーズに応じてボランティアを振り分けるコーディネーターの派遣を四川省政府に打診しており、要請があれば積極的に対応する方針。