河北新報 東北のニュース／今こそ自然エネルギー 太陽光発電システム被災地に設置

今こそ自然エネルギー 太陽光発電システム被災地に設置 避難所に太陽光発電のパネルを設置した坂上さん（中央）ら＝１５日、気仙沼市唐桑町の崎浜集会所 「原子力に依存しない生活をしませんか」。そんな思いを胸に、福島県川内村で自然エネルギー発電の設計・施工業を営んでいた坂上尚之さん（４４）が、岩手、宮城両県の被災地に太陽光発電システムを届ける支援を展開している。現在、宮城県気仙沼市を拠点に活動する坂上さんは「今こそ自然エネルギーに興味を持ってほしい」と訴えている。 坂上さんは震災後、メーカーから太陽電池機器の提供を受けるなどして「被災地ソーラー支援プロジェクト」を始動。これまで陸前高田市や気仙沼市の避難所など１６カ所に太陽光発電システムを無償で貸与、提供した。 川内村の自宅は福島第１原発から約２４キロ。事故の後、家族４人と宮城県丸森町や天童市に避難した。天童市の同業者と「今こそ自然エネルギーの

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