条例改正で市の図書館計画撤回 - NHK 東海 NEWS WEB

愛知県小牧市が進めてきた新しい図書館の建設計画について市は運営を民間委託するなど計画の根拠となっていた条例の改正案を市議会に提出し全会一致で可決されました。 これで計画は撤回された形になり今後、市は新しい図書館のあり方について改めて市民を交えた論議を始めることにしています。 小牧市の計画は民間会社と連携して小牧駅前に４２億円をかけて新しい図書館を建設するもので、去年６月運営を民間に委託するために指定管理者制度を導入することや図書館の場所を駅前に定めるよう条例を改正していました。 ２１日開かれた小牧市の定例議会で市は、住民や議会の理解が得られない以上見合わせる必要があるとして計画の根拠となっていた指定管理者の導入などの条文を削除や改正するための条例案を提出し採決の結果、全会一致で可決されました。 小牧市の山下史守朗市長は「住民投票後、これまでの案にこだわらず必要があれば見直すと言ってきました