イスラム国に日本人が行くとどうなるか - 社会ニュース : nikkansports.com

「勤務地 シリア 詳細 店番まで」。秋葉原の古書店に張られていた張り紙をきっかけに、海外渡航歴のない日本人学生が、シリアやイラクで活動する過激派「イスラム国」の戦線に加わろうとしていたことが分かった。北海道大を休学中の男子学生（２６）がシリアへの渡航準備をしたとされる事件。なぜ、日本人が簡単に「イスラム国」とつながれたのか。渡航後はどうなるのか。イスラム過激派組織に詳しく、シリア研究で知られる中東調査会上席研究員の高岡豊氏に聞いた。 秋葉原の張り紙が、「イスラム国」につながった。高岡氏は「今回の事件で重視すべきは、『イスラム国ごっこ』のようなレベルの低い参加であったとしても、学生とイスラム国が、実際につながってしまったという事実だ」と話す。 「イスラム国」とはどんな組織か－。高岡氏によると、９０年代にアフガニスタンで活動を始め、０３年にイラクにいた「タウヒードとジハード団」が前身。０４年１

[gryphon]

“多くの場合、言葉も不自由で戦闘経験もなく、イスラム国の主力兵士としての需要は期待できないと高岡氏は推測する。それでも参加したらどうなるか。「考えられるのは最末端の戦闘員。例えば自動車爆弾の運転手」”