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金融大地震に世界がやるべきこと、日本ができること(2) / SAFETY JAPAN [大前 研一氏] / 日経BP社
日本にかつてないチャンスが訪れている 日本の自動車メーカーでは、日産の経営状況があまりよくない。親... 日本にかつてないチャンスが訪れている 日本の自動車メーカーでは、日産の経営状況があまりよくない。親会社であるルノーは欧州では最悪の状況で、カルロス・ゴーン氏の経営手腕についても「日産の建て直しはグッドラックだった」と喧伝されつつある。あと半年もすれば彼の名声は失墜するだろう。いまならまだゴーン氏のネームバリューはあるだろうから、彼がビッグスリーのどこかへ行って、V字回復を成し遂げるという期待で株価を戻し、そしてレガシーコストを払ってやるということもできるとは思う。 GMの面倒をトヨタが見るとしてフォードはどうするか。わたしは「マツダが買うべきだ」と思っている。なにしろ両社には大変よい信頼関係がある。去年の11月にフォードはマツダの発行済み株式33.4%のうち約20%を売却したけれども、フォードが最後まで売りたくなかったのはマツダだった。 だから、いまマツダが、国策ファンド数兆円といく
2009/01/16 リンク