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エンターテインメント10月 今月の5冊 : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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エンターテインメント10月 今月の5冊 : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
本格ミステリーというジャンルにとって、今年は「何かが終わった」年なのだろうか。東野圭吾『容疑者X... 本格ミステリーというジャンルにとって、今年は「何かが終わった」年なのだろうか。東野圭吾『容疑者Xの献身』の評価にからめて、作家で評論家の笠井潔氏が、自ら「第三の波」と名付けた新本格ムーブメントの「終焉(しゅうえん)」を宣言。それに端を発する「ミステリマガジン」誌上での大論争。新本格を生んだ名編集者、宇山秀雄氏の急逝……。一つの「祭り」が幕を下ろしたような寂しさを感じているファンも多いだろう。 竹本健治が15年を費やした「ウロボロス三部作」が、このほど『ウロボロスの純正音律』で完結したのも、何やら象徴的だ。『ウロボロスの偽書』『ウロボロスの基礎論』と続いたこの怪作は、作者が交友を持つ実在のミステリー作家らが大挙出演、その中で虚々実々の連続殺人が繰り広げられる趣向で、一見お遊びのようだが、実は中井英夫『虚無への供物』の濃密な幻想性を受け継ぐ、〈反(アンチ)〉ミステリーの傑作シリーズである。 1