入山税に高い関心…アルプス山麓の自治体 : 長野 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

県が今年度、導入の是非を検討する入山税について、山岳観光が盛んな県内の自治体が高い関心を寄せている。登山ブームに伴い、環境保全や遭難救助など山にかかる公費が増える中で、「受益者負担」の考えに基づく新税導入に、一定の理解があるようだ。 槍ヶ岳などの名峰を抱える松本市は、安曇野市や山小屋団体とつくる「北アルプス登山道維持連絡協議会」に対し、登山道の資材費などに充てる負担金を支出している。今年度は遭難件数増加を踏まえ、「登山道整備は安全確保の一環」（市山岳観光課）と、負担金を昨年度の１０倍にあたる５００万円まで引き上げた。 菅谷昭市長は８月２７日の会見で「松本市は多めに出している。他の市町村は（財政が）厳しくて出さない」と、他自治体の台所事情を推察。入山税の導入については「登山道の修繕補修や、万が一の遭難を考えると、財源的なことを考えないといけない。入山税を県が考えてくれるのは、ありがたい」と歓

[shichimin]

どうやって徴税するの？