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人気上昇中!カブトエビ、有機農法の新たな担い手に : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
カブトエビという水中の生き物が人気上昇中だ。 姿は、天然記念物のカブトガニに似ているが、子どもじゃ... カブトエビという水中の生き物が人気上昇中だ。 姿は、天然記念物のカブトガニに似ているが、子どもじゃない。水田を泳ぎ回り、有機農法の新たな担い手として注目されている。 山形県酒田市で先月5日、第1回カブトエビシンポジウムが開かれた。2005年に県内の有識者や農家が発足させた「カブトエビ研究会」(五十嵐敬司代表)が主催し、県内外から約150人が集まった。 「卵が孵化(ふか)し、繁殖すれば何も手間がいらない」「労力が少なく、多角経営に取り組むことができる」。農家や研究者がカブトエビを使った農法について熱く語った。 カブトエビは大きさ2~3センチほどの甲殻類で、世界に4種類、日本にはアメリカカブトエビなど3種類が生息する。東北から九州の水田で普通に見られたが、農薬が盛んに使われるようになり、姿を消した。 「田の草取り虫」と呼ばれ、水田の雑草を食べるほか、泥を巻き上げて泳ぎ回るので水が濁って光が遮ら
2009/01/15 リンク