受信料督促の前に : TV : エンタメ : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

受信料督促の前に 総選挙１５億円。紅白歌合戦３億円――。先月行われた衆院総務委員会のＮＨＫ決算審議で、普段は表に出ない個別番組の制作費が公表された。 総選挙は、９月１１日に行われた衆院選当日の費用。世論調査と出口調査だけで７億円を要したという。大作映画「ローレライ」でも製作費１２億円だから、いかに総選挙報道が、“大作”なのかがよくわかる。 質問した赤松正雄委員（公明）によると、民放の出口調査も「５億円か６億円」というから、ＮＨＫが突出している訳ではないようだ。とはいえ、赤松委員が「ＮＨＫの『当選確実』は遅い」とかみついたように、民放に比べると慎重。原田豊彦・放送総局長は「ＮＨＫが民放より当確が早かったのは１２９人。ミスもなかった」と胸を張って答弁したが、正確かつ迅速な報道は、公共放送として当然だ。 一方、紅白歌合戦では、ＮＨＫの一連の不祥事の発端となった元チーフ・プロデューサーの番組制作

[anhelo]

総選挙15億円。紅白歌合戦３億円。世論調査と出口調査だけで７億円。民放の出口調査も５億円か６億円。