インドの寺院で火災、１０６人死亡…花火引火か : 国際 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

【ニューデリー＝田尾茂樹】インド南部ケララ州コラム近郊のヒンズー教の寺院で１０日、祝祭行事の花火が打ち上げられている最中に大規模な火災が発生し、地元メディアによると、少なくとも１０６人が死亡、３８０人以上が負傷した。 ＰＴＩ通信などによると、花火の火が寺の倉庫に保管されていた大量の花火や爆竹に引火したとみられる。寺院は当時、数千人の参拝客らでごった返していた。 インドでは、ヒンズー教の祭りで各寺が競い合うように花火を上げ、事故が頻発。州政府によると、地元当局は寺院に対し、花火の打ち上げ許可を与えていなかったといい、安全対策に不備があった可能性がある。