ファーストレディーに事務所必要？…仏で議論 : 国際 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

【パリ＝三井美奈】フランスでオランド大統領（５９）と女優（４１）との密会報道を機に、「ファーストレディー不要論」が高まっている。 大統領は、１０日発売の芸能誌が密会写真を報じて以降、「私生活のことは話さない」と主張してきた。それが大統領の「私生活の範囲」をめぐる論議に発展。大統領の事実婚のパートナー、バレリー・トリエルバイレールさん（４８）が大統領府に事務所を構え、公費で秘書など５人の専属職員を抱えていることがやり玉にあげられた。 大統領の側近で、上院の社会党議員団長を務めるフランソワ・レブザメン議員は１４日、民放ラジオＲＴＬで「ファーストレディーは時代遅れ。選挙で選ばれた人ではないから、事務所は廃止すべきだ。民主主義にかなう」と主張した。リベラシオン紙も「ベッドと国家を分離せよ」との見出しで、大統領の家族が公的役割を担うことに疑問を呈した。

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議員は１４日、民放ラジオＲＴＬで「ファーストレディーは時代遅れ。選挙で選ばれた人ではないから、事務所は廃止すべきだ。民主主義にかなう」と主張した。リベラシオン紙も「ベッドと国家を分離せよ」との見出しで