災害時の携帯 通話対策検討へ NHKニュース

災害時の携帯 通話対策検討へ 5月11日 21時9分 総務省は、東日本大震災の発生直後、広範囲の地域で携帯電話がつながらなくなったことを受けて、災害時には通話の品質を落とす代わりに通信の確保を優先させるなどの対策を検討することになりました。 東日本大震災の発生直後、被災地にいる人たちの安否の確認や、帰宅が困難になった人たちの自宅への通信手段として、携帯電話の利用が集中したため、携帯各社は、幅広い地域で通信規制を行い、被災地の東北や関東などでは電話がつながりにくい状態が続きました。これを受けて総務省は、災害時に携帯の通信を確保するための対策の検討する有識者などの検討会を設置し、１１日、会合を開きました。会合では、通話の品質を落とす代わりに通信を確保することを優先させることや、１回の通話時間を数分間に制限すること、さらにメールの仕組みを活用して、音声による伝言を相手に送るなどの方法が提案されま