Ｇ８ 「アラブの春」支援の１３０億円基金設立へ NHKニュース

「アラブの春」と呼ばれる民主化運動が広がった中東の国々の社会や経済の安定化を支援するため、Ｇ８＝主要８か国などは総額１億６４００万ドル、日本円にしておよそ１３０億円を拠出して新たな基金を設けることになりました。 これは東京で開かれているＩＭＦ＝国際通貨基金と世界銀行の年次総会に出席しているＧ８や中東諸国の財務相などが集まって合意したものです。 新たな基金は、アラブの春が波及した中東諸国で民主主義が根づくよう、雇用の創出など社会や経済の安定化のために使われます。 基金にはアメリカが５０００万ドル、イギリスとサウジアラビアがそれぞれ２５００万ドル、日本も１２００万ドルを拠出し、総額は、合わせて９つの国から１億６４００万ドル（＝日本円で約１３０億円）に上ります。 「アラブの春」で体制が変わった国などでは依然として若い世代の失業率が高く、こうした問題に取り組む各国政府をいかに支援していくかが大きな

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欧米の関わり方や当時の背景を思うと、結局は支援というカネの力で支配という構図をまたしても作り出すのかとも思う。アラブ諸国の民主化の難しさを思うと、現段階では支援という言葉を借りた支配ともなりうる。