７億円超の所得隠しで追徴課税 NHKニュース

東京の大手通信システム会社で、幹部社員の不正によって架空の経費が計上されていたとして、東京国税局は、会社に対して７億４０００万円の所得隠しを指摘し、追徴課税しました。 追徴課税を受けたのは東京・品川区の大手通信システム開発「ネットワンシステムズ」です。 会社や関係者によりますと、この会社は岐阜市の十六銀行からシステムの開発を請け負っていましたが、このシステムを巡り、営業担当の本部長だった社員が、８年前から知り合いのコンサルティング会社に架空発注を繰り返していたことが、東京国税局の税務調査で判明したということです。 この社員は十六銀行の元行員で、銀行の行員ら数人と示し合わせて、こうした不正を続け、会社から８億円近くを引き出していたということで、ことし２月、懲戒解雇されました。 東京国税局は、不正によって架空の経費が計上されていたとして、会社に対して去年までの７年間のおよそ７億４０００万円につ

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