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シリア「拷問1万人余殺害か」 NHKニュース
内戦が続くシリアで治安当局の元撮影係などから入手した写真を基に、アサド政権に拘束されていたおよそ... 内戦が続くシリアで治安当局の元撮影係などから入手した写真を基に、アサド政権に拘束されていたおよそ1万1000人が拷問などにより殺害されたとみられるとする報告書をイギリスの法律事務所が公表し、シリアの和平を目指して22日から始まる国際会議の議論にも影響を与えそうです。 この報告書は、シリア治安当局の元撮影係などから提供されたおよそ5万5000枚の写真をイギリスの法律事務所が国際弁護士らに分析を委託し、公表したものです。 報告書によりますと、写真は、アサド政権が拘束していた人たちの死亡報告書の作成と処刑執行の証明のために、移送先の病院で撮影されたということです。 写っているのは、若い男性の遺体が多く、首を絞められたり、棒のようなもので殴られたりした痕があることから、いずれも拷問を受けて死亡したとみられるとしています。 報告書では元撮影係から3日間に渡って聞き取り調査を行うなどして、これらの写真