キルギスの米軍基地 来月返還へ NHKニュース

アメリカ軍がアフガニスタンでの対テロ作戦のために中央アジアで唯一駐留してきたキルギスにある基地が近く返還されることになり、この地域でのアメリカの存在感が低下しそうです。 これは２００１年の同時多発テロのあと、アメリカ軍がアフガニスタンでの対テロ作戦の拠点として中央アジアで唯一駐留してきたキルギスの首都ビシケク近郊にあるマナス空軍基地です。 ３日、現地で来月の返還を前に式典が行われ、アメリカ軍の司令官からキルギス軍の担当者に木製の鍵が渡され、在キルギスのアメリカ大使は「１３年間のすべての支援に感謝する。キルギスとの協力関係は継続したい」と述べました。 国防総省はアフガニスタンに駐留するアメリカ軍の部隊を再来年、２０１６年末までに完全撤退させる方針で、マナス空軍基地についても閉鎖したうえでキルギスに返還することを去年決めていました。 マナス空軍基地は旧ソビエトの中央アジアで唯一のアメリカ軍の基