富士山“入山料” 見込み大きく下回る NHKニュース

富士山の登山者に任意で支払いを求めるいわゆる入山料について、山梨県は今月１日までに９７００万円余りが集まったと発表しました。 協力した登山者は５６％で、当初の見込みを大きく下回りました。 山梨県は、富士山の環境保全などに役立てようと、７月１日の富士山の山開きから１人１０００円の入山料を任意で集めています。 山梨県によりますと、今月１日午前８時までに、山梨県側の登山道では、６合目を通過した登山者の５６％に当たる９万９０００人余りが協力し、およそ９７００万円が集まりました。 入山料は、登山道が閉鎖される今月１４日まで集められますが、県は当初、８０％の登山者が協力し２億円が集まると見込んでいました。 これについて、山梨県の横内知事は「７月と８月の登山者数が１７万人と、予想された２０万人を下回った。団体ツアー客や外国人登山者からの徴収も課題で、今後、周知やＰＲを徹底していきたい」と話しています。

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『山梨県は今月１日までに９７００万円余りが集まった…協力した登山者は５６％で、当初の見込みを大きく下回り…県は当初、８０％の登山者が協力し２億円が集まると見込』人も額も率も少ない｜富士山“入山料” 見