米学術団体がトランプ次期大統領の政策に懸念 | NHKニュース

世界的な科学雑誌「サイエンス」を発行するアメリカの学術団体は１７日、トランプ次期大統領に対して、選挙戦で科学を無視した主張が見られたなどとして、科学に基づいた政策を立てるよう求める声明を出しました。 声明では「選挙戦でトランプ氏には科学的に受け入れられた事実を無視した、根拠がない主張が見られた。確立された事実を排除するのを許すわけにはいかない」と、トランプ氏の姿勢を批判しています。 そのうえで、「政権に携わるものは、地球温暖化や銃を使った暴力事件、薬物中毒など、研究によって明らかにされている社会的な問題から目を背けることはできない」と指摘しています。 そして、トランプ氏が大統領になった際には、仮説を注意深く検証するというプロセスを尊重し、科学に基づいて、政策を立てるよう求めました。 今回の声明は、選挙戦でトランプ氏が「地球温暖化はでっちあげだ」と主張していたことなどを念頭に学術団体が、次期

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学術団体ＡＡＡＳ＝アメリカ科学振興協会で、ラッシュ・ホルト会長の名前で１７日付けの科学雑誌サイエンスで発表されました。 声明では「選挙戦でトランプ氏には科学的に受け入れられた事実を無視した、根拠がない