天井の高さと床の高さ

建築基準法で居室の天井の高さは2.1m以上と決められています。この高さは床面から測り、ひとつの部屋で天井の高さが部分的に異なる場合には、その平均の高さによるものと規定されています。 一般的な住宅の場合は天井高は2.4m程度とする場合が多いようです。2.1mでは少し圧迫感を受けるかもしれません。 最下階の居室の床が木造である場合、その直下の地面から床面までの高さは４５ｃｍ以上とすることが必要です。 これは、床の構造が地面からの湿気により腐食することを防ぐための規定です。 また、同様に床下の換気を確保して湿気を防ぎ、床の構造を腐食から守るために、外壁の床下部分には壁の長さ5ｍ以下ごとに、面積３００平方センチメートル以上の換気口を設けなければなりません。いわゆる床下換気口と言われるもので、床下の換気を確保しながらねずみの侵入を防ぐために、基礎の一部を欠きこんでそこに鋼製のたて格子状の部品を