リーダーやマネージャーと話していると時々話題にあがるのが、どのように権限移譲をすればよいかという悩みです。 権限移譲はしたいけれど、失敗されると困る。 こういう葛藤の往復のもと、結局は不安が強くなってなかなか任せることができず結果的には自分で抱え込んでしまって、苦しい状況になってしまう。私自身にも同じような経験があり、苦労しました。 権限移譲や抜擢が上手なリーダーを見ていると、権限移譲には3つのステップがあることがわかりました。 権限移譲の3ステップは、「やる、見る、任せる」。 1)やる。 まずは自分自身が模範となってやる。どのようにやるのかを見せるということです。組織の立ち上がりの時や、新しいものを取り組むとき、または緊急時など一気に立ち上げる時にはこの「やる」フェーズに徹底的に時間をかけていきます。背中で見せるステップです。 2)見る。 自分は手をほとんどかけずに、「見る」。手をほとん
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