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ブックマーク / wiredvision.jp (14)

  • 電子レンジ+チョコで「光の速度」を確認する実験 | WIRED VISION

    前の記事 ジョブズCEOが「前言を撤回」した実例6選 カジノのスポーツ賭博、リアルタイムで巨額の賭け 次の記事 電子レンジ+チョコで「光の速度」を確認する実験 2010年2月18日 Kathy Ceceri All images: Kathy Ceceri バレンタイン・デーのチョコレートの余り物をレンジでチンすれば、物理定数の1つである光の速度を確かめることができる。 チョコレートはこの実験の材料として最適だ。というのも、マイクロ波にものを温める性質があることが最初に発見されたのは、レーダーに使用するマイクロ波発生装置に近づきすぎたある科学者が、ポケットの中のチョコバーが溶けだしたことに気付いたことがきっかけだったからだ。 [科学者の名前はパーシー・スペンサー(Percy LeBaron Spencer)。1945年、レイセオン社で働いていた同氏が作動中のマグネトロンの前に立っていると、

  • 第36回 手品とインタフェース | WIRED VISION

    第36回 手品とインタフェース 2009年10月14日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 奇術や手品は人間の錯覚や勘違いを最大限に利用したエンターテインメントです。人間は錯覚や勘違いの固まりですから、突然何かが変化しても気付かなかったり/慣れたものを見逃すことが多かったり/手品の達人は観客の目前でも易々とイリュージョンを見せることができ、観客はそれを見て驚き楽しむことができます。人間の知覚能力や認識能力がたいしたものではないという事実は多くの場合は不利だと思われますが、そのおかげで未熟な技術でも実用的に使えて都合が良いこともあります。テレビ映画は1秒間に30枚以下しか画面を表示していないにもかかわらず、動画がなめらかに動くように見えるのは人間の知覚能力が低いおかげといえるでしょう。 勘違いをしやすいという点は、逆に考えるとイリュージョンを見る能力があるという長所だと考えること

  • 「折り紙の美と知性」を伝える米国の映画(動画) | WIRED VISION

    前の記事 日滞在レポート:飯野賢治氏とカレーべた 日夜、「探査衛星の月面衝突」を生中継 次の記事 「折り紙の美と知性」を伝える米国の映画(動画) 2009年10月 9日 Wired Staff Vanessa Gould氏が制作したドキュメンタリー映画『Between the Folds』は、折り紙という「数学的なアート表現」を追求している。 「芸術の科学、科学の芸術」をサブタイトルにしており、現代的折り紙に人生を捧げた、世界各国のアーティストや科学者たちをとりあげている。 [日人では神谷哲史氏や吉澤章氏などが紹介されている。アーティストのリストはこちら。作品を見ることができるギャラリーはこちら。 吉澤章氏は1911年生まれ。日の創作折り紙の第一人者であるとともに、折り紙の世界的な普及に尽力したことで知られる。2005年に94歳で死去。神谷哲史氏は1981年生まれで、「超複雑系

  • 人力ヘリコプターへの挑戦:世界記録は日大チーム(動画) | WIRED VISION

    前の記事 持ち運び可能な電気二輪車『YikeBike』(動画) 瞬時に66度冷却:レーザーを使った急速冷却法 次の記事 人力ヘリコプターへの挑戦:世界記録は日大チーム(動画) 2009年9月 4日 Jason Paur Yuri Iの画像: humanpoweredhelicopters.org 発明家と技術者は賞金に目がない。目の前に大きなニンジンをぶら下げられれば、成果も上げやすい。航空機の世界では特にそうだ。1927年には、飛行家のチャールズ・リンドバーグが『Spirit of St. Louis』号に乗ってニューヨークからパリまで大西洋を33時間半かけて無着陸飛行を行ない、『オルティーグ賞(Orteig Prize)』の賞金2万5000ドルを獲得した。最近では、1000万ドルの賞金が賭けられた『Ansari X PRIZE』が、民間による宇宙旅行に弾みを付けている(日語版記事)。

  • 「脳のしわ」は外からの衝撃を吸収する | WIRED VISION

    前の記事 Apple社の巨大データセンター、目的はクラウド的新サービスか 火星に小惑星が落ちた跡、鮮明な画像 次の記事 「脳のしわ」は外からの衝撃を吸収する 2009年8月19日 Brandon Keim Image: Flickr/Striatic。サイトトップの画像は、ヒトの脳の断面図。Wikipedia Commonsより 事業に行き詰まり、机に頭をたたきつけたとしても心配ない。脳の表面にあるしわ(専門用語で言うところの脳溝)が、外的損傷から君を守ってくれるだろう。 脳の凹凸はなぜあるのかに関して、主流となっている説は、小さなスペースに大きな表面積を詰めこむことによって、脳というコンピューターの容量を増大させているというものだ。正確にどのように作用しているかは推測の域を出ていないが、しわの異常は、自閉症や病のような疾患と関係していると考えられている。 オンライン版『Journal

  • 世界のユニークな橋:画像ギャラリー(1/7) | WIRED VISION

    世界のユニークな橋:画像ギャラリー(1/7) 2009年7月 1日 コメント: トラックバック (0) 橋の上に建物 橋は人や車を引き寄せる。そして、不動産(特に商業不動産)の価値は何よりも、立地によって決まる。こうして、中世の人々は多くの橋に店や住居を建てた。「川を渡りたければ、うちの商品を見ることになる」というわけだ。 例えば、童謡で有名な古いロンドン橋や、イタリアはベネチアのリアルト橋もそうだった。[33年間の建築期間を経て1209年に完成したロンドン橋の上には、住宅や商店、礼拝堂が建てられていた。これらの住宅は18世紀に除去された] イタリア、フィレンツェのアルノ川に架かるヴェッキオ橋(ポンテ・ヴェッキオ、古い橋の意)の歴史はローマ時代までさかのぼる。ただし、現在の橋は1345年に再建されたもので(タッデオ・ガッディが設計)、その後1564年に、ルネサンスの偉大な建築家ジョルジョ・

  • 音で踊る水:共振で噴水する「風水の鍋」と正弦波(動画) | WIRED VISION

    前の記事 宇宙から見た地球:24時間ライブ中継するチャンネル 自分を折り畳む折り紙マシン:「プログラム可能な素材」の研究 次の記事 音で踊る水:共振で噴水する「風水の鍋」と正弦波(動画) 2009年6月 8日 Jonathan Liu Photo: Jonathan Liu 物理学ファン向けに、面白いものを紹介しよう。台湾にいる筆者の叔母は、取っ手の2つ付いた青銅製の鍋(写真)を持っている。その鍋に水を張り、手の平を濡らしてから、この取っ手を手でこする。上手く共振させると、水面にさざ波が立ち、やがて噴水のように激しくしぶきが吹き上がるのだ。 Googleで検索すると、これは「Tibetan dancing water bowl」(チベットの踊る水のボウル)や「resonating water bowl」(共振する水のボウル)などと紹介されているもので、オンラインで購入できることがわかる。

  • 自分を折り畳む折り紙マシン:「プログラム可能な素材」の研究 | WIRED VISION

    前の記事 音で踊る水:共振で噴水する「風水の鍋」と正弦波(動画) 「利他的行動は戦闘で進化」:コンピューターモデルで分析 次の記事 自分を折り畳む折り紙マシン:「プログラム可能な素材」の研究 2009年6月 8日 Noah Shachtman Photo credit: 米国防総省国防高等研究計画庁(DARPA) 米国防総省の過激な科学部門である国防高等研究計画庁(DARPA)の基準からしても、このプロジェクトは現実離れしているように思える。「セルフ・アセンブルを行なう、あるいは変形し、機能を果たした後、ばらばらになる」よう命じることが可能な素材、というのだ。 だが、DARPAが支援する複数の研究チームが、この信じられない目標に向かって前進している、と『Signal』誌のHenry Kenyon氏は報告している。 DARPAの『Programmable Matter』(プログラム可能な素材

  • 「生きた化石」12選:動画と写真で紹介 | WIRED VISION

    「生きた化石」12選:動画と写真で紹介 2008年12月10日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim ほとんどの生物は、自らが投げ込まれた生態系の変転に合わせて適応していく。しかし、数こそ少ないものの、自分の流儀を頑なに貫いてきた生物もいる。 生きた化石と呼ばれるこうした生物は、何百万年もの間、ほとんど変化することなく生き残ってきた。たとえ親類にあたる生物が絶滅したり、進化の過程で違う道を歩んだりしていてもだ。 こうした生物の多くはいま、絶滅の危機に瀕している。しかし、いくらかの運と少しの助けがあれば、人間の時代を生き抜くことも可能だろう。 インドハナガエル Image: WikiMedia Commons パープルフロッグ(インドハナガエル、ナジカバトラクス)は、インド西部で5年前に発見されたばかりだ。基的に地中で生活し、雨期の2週間し

  • 「アル・ゴア氏のように強力なプレゼン」をする秘訣 | WIRED VISION

    「アル・ゴア氏のように強力なプレゼン」をする秘訣 2008年6月24日 ワークスタイル コメント: トラックバック (0) how to wiki スライドショーを盛り込んだプレゼンテーションは、今や世界を――少なくとも映画興行の世界を――席巻している。映画『不都合な真実』の中でAl Gore(アル・ゴア)氏が行なった地球温暖化に関するプレゼンテーションは、おそらくこれまで行なわれたプレゼンテーションの中で最も成功したものだろう。映画の公開以来、地球温暖化に歯止めをかけようという動きが世界中で強まり、作品はアカデミー賞で2部門[歌曲賞と長編ドキュメンタリー賞]を受賞、Gore氏が2007年ノーベル平和賞を受賞するきっかけにもなった。 『不都合な真実』は、スライドを使ったプレゼンテーションがいかに効果的かを示す好例でもある。プレゼンテーションは、言葉と視覚でメッセージを伝える強力な手段だ。

  • 「工学部を選んだことを後悔する理由」トップ5 | WIRED VISION

    「工学部を選んだことを後悔する理由」トップ5 2008年3月26日 カルチャー コメント: トラックバック (6) Aaron Rowe Photo: laffy4k/flickr 多くの学生にとって、工学の学位を取るまでの過程はたいして面白いものではなく、入学前に想像していたのとはかけ離れているようだ。ここでは、通過儀礼的な教育内容に関する主な不満を紹介してみよう。もちろん、これは大雑把な一般論だから、異議を唱えるのは読者の自由だ。 第5位:ひどい教科書 分厚くて無味乾燥な、黒インクだけで印刷された文書がインスピレーションの源になることはめったになく、ときには多くの混乱を引き起こす。文章は下手くそで、長ったらしい方程式で分断されることも多い。方程式に使われている記号も、教授が講義で使うものとは違っていたりする。 第4位:学生を励まそうとしない教授たち 教授たちは自分の研究に傾きがちで、ど

  • ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由 | WIRED VISION

    ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由 2008年2月25日 社会ワークスタイル コメント: トラックバック (6) (これまでの 藤井敏彦の「CSRの質」はこちら) 前回、マクドナルドの裁判を足がかりにして、管理職の範囲の問題や忙しさなどについて浅知恵を巡らしてみました。それにしてもですね、なんで日人はこんなに疲れているのでしょうね。ワタシの勤め先はかつて通常残業省などと揶揄されたりしたところですが、今もあんまり状況は変わっていないです。 しかし、ブラッセルに赴任して欧州委員会の官僚を相手に仕事するようになった時、いや驚いたのなんのって。彼らの優雅なこと!昼は2時間かけてランチ。6時にはオフィスは無人状態。夏は一ヶ月間バカンス。おまけに給料ははるかに多い。ワタシ心に誓いました。来世も役人やるとしたらヨーロッパ人に生まれて欧州委員会に勤めようって。 ということで、当然のこととして何が彼我の

  • Jobs氏の「魔法のようなプレゼン」を支える秘訣10ヵ条 | WIRED VISION

    Jobs氏の「魔法のようなプレゼン」を支える秘訣10ヵ条 2008年2月 1日 経済・ビジネスワークスタイル コメント: トラックバック (4) Rob Beschizza あれこれと神話が語られる人物についての話にあなたがうんざりしていないなら、『BusinessWeek』誌の記事を読んでみてはいかがだろうか。 『Deliver a Presentation like Steve Jobs』(Steve Jobs氏のようにプレゼンテーションをする)という記事は、「Steve Jobs氏のようになる」ための究極の手引きを示している。 著者のCarmine Gallo氏は、米Apple社の最高経営責任者(CEO)を務めるJobs氏のブレゼンのスタイルを10のポイントにまとめ、その手法を詳しく解説し、成功するための処方箋としている。 最高のストーリーを探し求める脚家志望者は、人々の潜在意識に

  • 世界各地で人気を集める「サイエンスカフェ」 | WIRED VISION

    世界各地で人気を集める「サイエンスカフェ」 2008年1月25日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) David Ferris サンフランシスコの『330 Ritch』で話をする、同市の気候変動担当コーディネーター、Melissa Capria氏。テーマは「気候変動が同市ベイエリアにどのような影響を及ぼすか」 Photo: David Ferris さる水曜の夜、サンフランシスコの『Axis Cafe』から大勢の人が出てきた。当夜の呼び物は人気バンドでも、腕のいいバーテンダーでもなかった。彼らの目当ては講義、それも物理学の講義だ。 講義では、サンフランシスコ州立大学の海洋学者Toby Garfield氏が、海洋で大きな波が発生する仕組みを説明した。たとえば、Axis Cafeから約40キロの地点にあるサーフポイント『マーベリックス』で立つような巨大な波だ。 Gar

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