日本のソフトウェア産業は、米国に大きく差をつけられています。Google、Amazon、Facebookなどに太刀打ちできるソフトウェア会社は日本に存在しません。 40年ほど前、IBMに追いつこうと、当時の通商産業省が国内のコンピュータメーカ―6社を3グループに分け、2社づつ共同開発を促しました。 その結果、一時期は米国に追いついたかに見えました。しかし、インターネットの普及に従い、ソフトウェアでは追いつけそうにないほど引き離されてしまいました。 なぜ、ここまで大きく引き離されてしまったのでしょうか? 日米のソフトウェア産業の違い 米国では、一流と言われる大学でコンピュータサイエンスを学んだ学生が、Google、Amazon、Facebookなどで、自社の事業に関わるプログラムを書いています。 日本では、一流と言われる大学でコンピュータサイエンスを学んだ学生は、ITゼネコンと呼ばれるIT企
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