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ブックマーク / urawasanatorium.com (2)

  • 偉人のうつ病について - 浦和神経サナトリウム

    偉人のうつ病 について の話をさせていただきます。先のブログで紹介しました「優しくありなさい、あなたの出会う人々は皆困難な闘いに挑んでいるのだから」が、当にプラトンの言葉かを調べるために,名言集を見ていた時,プラトンの弟子であるアリストテレスは,次のように言っていることを知りました。紀元前にすでに認識していたことに驚きます。 アリストテレスは,「問題集」第30巻1(955a39)戸塚七郎訳でこういっているそうです。(岩波文庫の名言集より) 「憂症の人々はすべて,たしかに人並みでない所をもっている」これは,一つの論究の終わりの言葉らしいのですが,この章の最初には「哲学であれ,政治であれ,詩であれ,或いはまた技術であれ,とにかくこれらの領域において並外れたところを示した人間はすべて,明らかに憂症であり,しかもそのうちの或る者に至っては,黒い胆汁が原因の病気(メランコリア→憂症)にとりつ

    偉人のうつ病について - 浦和神経サナトリウム
  • 統合失調症の認知機能とA/G比(医療関係者様向き)

    統合失調症の認知機能は、統合失調症の社会的な予後を考える上で重要です。この認知機能と連動するような身体的指標がないか。それを追求した私どもの論文をご紹介いたします。A/G比は、血液中のアルブミンとグロブリンの比です。何でこんなものが、知能検査と関係あるのか? 想像を超えてませんか? 関係のありそうもないと誰もが思っていることに実は関係がある。そういうことがとても好きです。少しずつご説明します。 要約 統合失調症の認知機能と身体的状況との関連を調べる目的で,精神科急性期病棟に入院中の統合失調症患者(N=105)に知能検査WAIS-Ⅲを行い,定期血液検査結果との関係を調べました。その結果,男性群(N=55)ではA/G比と全検査IQとの間にr=0.424,p<0.01(Pearson)の有意な正の相関関係が認められ,A/G比と言語性IQ,動作性IQ,言語理解,知覚統合との間にも同様の相関関係がみ

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