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物語と考察に関するextrameganeのブックマーク (6)

  • 面白さの根拠、通過儀礼 −『ico』分析による実証−

    0.「序論」  ※『ico』論のみが目的の人は読み飛ばし推奨 作品を造り込むタイプの作家にとって、「すごく共感できました!」という感想は、褒め言葉ではないく、むしろ貶し言葉の部類に入る。このタイプの作家たちが目的としているのは読者を感動させたり、悲しませたりといった単純な感情操作ではなく、感情操作ができるのは当たり前のこととして、その上でどのような物語を構築できるかということだからである。彼らにとって読者の感情を操ることなど朝飯前であり、単純に楽しい物語や哀しい物語を書くのは健全な男子にヌードグラビアを見るがごとき行為なのである。ただの生理現象なのだ。ただ読者の共感だけを求めるテクストなどエロも同然、誰にだって書ける。彼らはそう思っている。 では、彼らがそう考える理由、根拠は存在するのだろうか?「これを書けば読者を悲しませることができる」「これを書けば読者を感動させられる」というよう

  • 物語とは無意識である - 記憶の彼方へ

    自分のなかにどんな「物語」が生きて働いているかを知るのはとても難しい。当の意味での「物語」とはほとんど「無意識」と言ってもいいからだ。物語の分析は無意識の分析に通じる。自分の言動を最も深いところで左右しているシナリオ。それは生まれてから聞き覚え、見覚え、習い覚えた断片的なシナリオのコラージュみたいなものだと思う。そんな物語的無意識のどこかに触れることが感動をもたらしたり、恐怖を抱かせたりするのだろう。 とはいえ、肝心なことは、意識的にどんなシナリオを立ち上げ、私を「あなた」と繋いで、何かを起こすことができるかということだとずっと思ってきた。ウェブログはそのためのメディア足りうるのか、それとも無力なのか。あるいはブログをも囲い込んだ大きなシナリオ、物語にやられているのか。だとすれば、それをまことしやかに物語っているのは誰なのか。

    物語とは無意識である - 記憶の彼方へ
  • シリアス内コミカル - 失踪外人ルー&シー

    週間少年ジャンプ連載中のアイシールド21に登場する峨王力哉は鉄柵を軽々と曲げ片手でテーブルを粉々にするほどの怪力の持ち主。彼の力は恐怖感を煽るような手法でモンスター的に描かれている。しかし、ギャグパートにおいて泥門の栗田だって軽トラックを破壊したり数人の大人を軽々と宙に放り投げたりと常軌を逸した怪力を見せてるんだよな。栗田が試合中にこの力を出せば問題なく峨王を止められる気もするのだが、この力はおそらく試合中には発揮されない。それはこれがあくまでギャグパート限定で発揮される力だからである。じゃあギャグパート内で起こった出来事はアイシールド21世界でどういう風な扱いになってるんだろうな。あくまでコミカルな演出のためとはいえ確かにトラックは壊れたのだ。この事実を放っておけまい。 まあいいや、やっぱ放っておこう。それにしてもシリアスなストーリー内の箸休め的に挿入されるコミカルパートってどうなってる

    シリアス内コミカル - 失踪外人ルー&シー
    extramegane
    extramegane 2007/07/23
    ユーモア濃度
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
    extramegane
    extramegane 2007/05/10
    世のファンタジーの何割がここまで考えているのだろうか。
  • index.html

    はじめに 私たちは物語に囲まれて生きています。屋に行けば小説という名の物語が数多く売られていますが、それだけではありません。ノン・フィクションのコーナーにある読み物にしても単なる事実を集めたものではなく、読ませるための配慮がほどこされており、それがふつうは物語の形をとっています。私たちの脳では日々膨大な情報が処理されます。脳が統一性のある効率のよい情報処理をおこなうためには物語へのコード変換が必要なのかもしれません。これにより「私」「他者」とか「世界」といったイメージ(ゲシュタルト)がくっきりと浮かび上がることにもなるわけです。また、情緒的な情報整理のためにも物語が動員されます。例えば、過去に区切りをつけて新しい現在を生き直すときにも、人は過去をひとつの物語に変換します。「始まりがあって、それゆえ終わりがある」(アリストテレス)ひとつの完結した物語。過去との感情的な桎梏を断つためにもや

  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

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