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ブックマーク / lu-and-cy.hatenadiary.org (64)

  • 芸能人が書いた帯をまとめたサイトが見てえ - 失踪外人ルー&シー

    コンビニのカウンターの前にイキガミの最新刊が平積みしてあったんだが、帯に書かれた文字が「おちまさと氏 絶賛!」だったので、「帯のコメントを依頼する相手って著者に選択権はないのかなー」と思った。もちろん、イキガミの作者が「是非おちまさと氏にコメントをお願いしたい」と言った可能性もあるけどさ。まあ、逆でもいいや。おち氏が「是非ともイキガミのPRに一役買いたい」と申し出たとかさ。ありえんことではないからな。中村獅童が「是非とも皆さんに臨死!! 江古田ちゃんを読んで欲しいんです」とアフタヌーン編集部に電話してきたとかさ。もしくは講談社側が「フライデーに写真を載せないかわりに江古田ちゃんを宣伝していただきたい」っつう取引を提案したとかさ。そこら辺の内部事情に対する興味はゼロではないが、気で知りたいかと問われるならばそうでもないと答えるだろうな。もっと平たく言うと、どうでもいい。 どうでもいいんだけ

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  • twitterにだるいとpostする - 失踪外人ルー&シー

    出先から携帯でtwitterを見ている時、体にだるさを感じたので「だるい」とpostしようとして思いとどまった。それはネットを通じて発信すべきことなのかと。じゃあ、普段書いてる事には発信する価値があるのかという話はさておき、「現時点で俺はだるい」という事実をネットで発信する必要があるのかというと、まあ無いんじゃねえかな。ただ溢れてくるだるさが俺の腕を突き動かし、自動的に「だ」という文字を入力させる。ハッとしてclearキーで削除するものの、気がつくと手は勝手に「だ」と入力している。そんな事が数回にわたって無意識に繰り返されていた。「だ」「だ」「だ」「だ」……。これは俺の思考が電脳空間とリンクし始めたという超未来体験なのか、それともアウトプットが変わってるだけで何の進化もしてないのか。普段から「疲れた」と思わず口にしてしまう悪癖があるので、その手の発言を意識的に我慢してきた結果として、意識が

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  • お水ごくごくマン - 失踪外人ルー&シー

    炎天下の往来をノロノロと歩いていたら見知らぬ幼児がやって来て、俺に話しかけた。見知らぬ子にいきなり話しかけられること自体珍しいことなのだが、その語りだしが「お水ごくごくマン……」だったから俺も面らった。どのような反応をするかは続くフレーズを吟味してからにしようと判断したのは自分としても冷静だったと思うが、そんな俺を襲ったのは完全なる沈黙だった。仕方なく「お水ごくごくマンがどうしたんだい?」と問い返したが、幼児は無言で俺を見つめるばかり。 他者に対して「お水ごくごくマン」と言うだけで会話が成立するケースがあるとすれば、それは相手、すなわち俺がお水ごくごくマンだった場合ぐらいだと思うのだが、その時の俺にお水ごくごくマン的な要素は全く無かった。ミネラルウォーターの入ったペットボトルを握っていただとか、肩掛けの水筒をぶら提げていただとか、水分補給なら任せておけ的な様子は微塵もなく、それどころか全

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  • 認識・二次元・三次元 - 失踪外人ルー&シー

    アイドルファンが握手会に繰り返し足を運ぶ目的のひとつに「認識されたい」というものがあるようで、要は有象無象のファンの群れの中で固体識別されたいということだ。コンサート中に文字の書かれたボードを掲げるなどの手段でレス(ステージ上にいるアイドルから客席にいる個人へのリアクション)を求めるなど、一部のファンにとって認識されることはとても重要であるらしい。で、認識されてどうなりたいのかというと、次のステップは特になかったりする。強いていうなら「もっと認識されたい」とかになるのだろう。もちろん、アイドルと交際することを最終目標に掲げている人もおるかもしれんが、それはおそらく少数派だ。アイドルがファンと交際する例はゼロではないにしても、流石に握手と筆談だけをきっかけに交際が始まったという話は聞いたことがない。恋愛に至る道を模索するならあまり良い選択とは言えないだろう。 アイドル以外の話だと、ストーカー

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  • 見えない誰かとの会話 - 失踪外人ルー&シー

    商店街を歩いていたら、俺の眼には映らない誰かと熱烈な議論を繰り広げる男を見かけた。相手が見えないながらも、議論は彼の優勢で進んでいるように感じられた。最近の世相からすれば、見えない敵との対決ルートに人生のストーリーが分岐してしまう人がいるのは仕方のないことではあるが、短い商店街を駆け抜けるまでに同タイプの人間を4人も見たのには驚いた。一点を睨み据える男達の目はどれも宙に穴を開けんばかりに燃え、口から吐き出される言葉は不明瞭ながらも、その内容が幸福なものでないことは容易に想像できた。しかし4人か。4人は多いだろう。あんなに短い商店街に4人だなんて。そう思うと、もしや他人に見えないものが見えていた男は1人だけだったのではなかろうかと思えてくるのだった。

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  • 路上の修行者 - 失踪外人ルー&シー

    インフルエンザ対策のマスクをした男がイヤホンから盛大に音漏れさせつつ携帯を凝視。その状態で信号が赤に変わった横断歩道を闊歩。目、耳、口を塞ぎつつ危険地帯に身を投じる様は拳法マンガの修行シーンのようだった。その調子で一年ぐらい頑張れば秘拳のひとつも習得できようというものだ。思わず俺も頬に汗を伝わせつつ「むう、あの修行法は……!」と解説者ポジションを買って出たほどの修行者ぶりだった。拳の道のためには命を投げ出す事も厭わない剛の者よの。まあ、そのくせインフルエンザ対策だけはしてるあたりが謎だな。命はいらんが健康は大事だぜみたいな感じなのかもしれん。

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  • 氷の世界/井上陽水 - 失踪外人ルー&シー

    まほろ ソマリア リン 草履 ロデオ クラピカ インド人 きっこ サイババ フランケン 慎吾 売り子 駄目押し テングダケ ナンパオ ホクロ 照れ 琵琶 SOMEBODY 楽器 手品 芋煮会 トマト 面い アルコール グッド 弥勒 テキ屋 小錦 スルメイカ 黒白 三太郎 地獄 テリア 野茂 ココイチ 白魚 マイミク 古着 クヌギ 水色時代 代打 おにぎり 司法省 北斗 コンビニ 志望校 カムイ うごメモ インパラ 乗馬 イチジク ハリセン かき 停滞 小麦粉 ゴクミ カマンベール ウド 飢餓 トレパン 苗場 ミンカパノピカ グレーシー ドツボ ロンパリ ワイキキ おしまい バンガロー 奈良漬 ミクロマン 地団駄 寺岡 まんだらけ なのは ガイキチ 不向き 猪木 通り魔手配 キノコ キツツキ チャイナ 田下駄 コロ助 ジャイアン 火傷 溺愛 リトルハート 葉っぱ 御霊 自軍 加護亜依 竹

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  • 残酷な天使のテーゼ/高橋洋子 - 失踪外人ルー&シー

    山頭火 原子炉 幼児 ショーウィンドウ シンバル 鍋 青ニ カエラ 衣良 モレノ ドラゴ 破壊テロ 和菓子 パジェロ 鷹の爪 手 フォト エンジェル アバター NOKKO 紅蓮 炎 モノレール 小鳥 宇宙船 ジンベイザメ 長嶋杯 位牌 怪我 きこり 火傷 イクラ 気分 化粧 殺せ 花びら かるた 機雷 めざし タメ語 羽田 アストロ 猿 小熊 源氏名 ベーゼ まとめ 肩 タガメ 鳶職 ポロ バジル 厚着 場所 公家 鎧 下戸 ブラジル 納屋 小言 鳩 体験学習 小テスト 信頼関係

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  • 少年時代/井上陽水 - 失踪外人ルー&シー

    ナスカ 寿司 枯葉剤 パレオ アロハ 銭 佐賀城 アートギャラリー 呪われた わらしべ 殺し屋 ナス 墓標 腕固め ポルノスター 生肉 プールバー マドロス 取的 黄泉 カメラ マーマレード 湯気 竜巻 御伽 デモ アポなし まくわ瓜  4時上がり 村野武範 海女 設定 柱 砂 幽霊柳 トリビア コトノハ マグロ漁 - 先輩達 ◆ヒゲとボイン/ユニコーン http://blog.livedoor.jp/dhorbd/archives/50935531.html ◆ワンルーム・ディスコ/Perfume http://d.hatena.ne.jp/ZOKKAI/20090528/p2

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  • けいおんを三話まで見た - 失踪外人ルー&シー

    けいおんを三話ぐらいまで見た。人の家で勝手にお菓子をべながら見るアニメは最高だぜ。思わず、さすが京アニと賞賛の言葉を送らずにはいられなかった。何この甘くてフワフワしたヤツ。超おいしい。さすが京アニ。 で、話が始まるなり記号みたいな奴らが4人ぐらい出てきた。キャラがずっと制服着てるアニメは描きわけが重要になるよなー。あんまり激しい髪色および髪型が許されてない世界だとなおさらの事だ。4人というのは俺の記憶力からするとかなり危険なラインなんだが、洗練された記号化が暗記を容易なものにしたようだ。黒髪、眉毛、ヘアバンド。そのどれでもなければ主人公だ。 記号で思い出したが、一話はいきなり数々の定型パターンが見られるな。布団から手だけ出して目覚ましを止めるとこから話が始まるとか、一人の新入生に大量の部活勧誘が突進してくるとか、期限までに○○しないと廃部!とか。パターンにそって記号が動くオタに優しい世界

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  • 一人にまとめろ - 失踪外人ルー&シー

    ◆ジョン・ウー ――レッドクリフを作った男の執念【下】 (3) http://www.toyokeizai.net/life/hobby/detail/AC/878044a961128d23f8b79a5eaef43476/page/3/ 製作費100億円クラスの大作だけに、当然、チャンはハリウッドの主要な映画会社に最初に話を持ち込んだ。だが、まとまらなかった。原因はアメリカ人の三国志への理解不足。「映画会社から『登場人物はこんなにいらない。曹操、劉備、関羽を一人にまとめてほしい』と言われたこともある」と、チャンは明かす。 ◆最近のインターネット-また君か@d.hatena http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20090417#p2 なるほどひどい話だ、と最初は思ったんだが、落ち着いて考えるとその「登場人物を大幅に整理して、しかも三国志らしさを失っていないハリ

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  • 定食屋のテーブルトーク - 失踪外人ルー&シー

    屋で朝ごはんをべていたら奥の方の席が騒がしい。ひょいと覗き込むと、そこには酔っ払った2人の老人が居て、大声で何事かを言い争っているようだ。いい歳した人間がここまで声を荒げなくてはならない理由はなんだろうと思ったら、どうも老人達はどちらの方が喧嘩が強いかで争っているようだった。お互いに剣道・柔道・空手を嗜んでいるらしく、かつては腕っ節に自信があったのかもしれないが、今の彼らは老骨と表現するのがこれほど似合う姿もあるまいというぐらい老いさらばえている。更にしこたま飲んだであろう酒の効果もあいまって、わざわざ殴り合いなどしなくても今にもどちらかが倒れてしまいそうなありさまだった。そんな彼らが「貴様とは絶交だ」「表へ出ろこのやろう」と怒鳴りあっているのは滑稽であり、また物悲しかった。これが漫画なら彼らの一挙手一投足にヨボヨボという書き文字がつき、パンチでも繰り出そうものなら蝿が止まる描写は避

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  • 導師が上手に導いた - 失踪外人ルー&シー

    書こう書こう明日書こうと思っているうちに、こんなにも長い月日が過ぎてしまった。一昨年のクリスマスイブに映画館で見た『グミ・チョコレート・パイン』の話だ。一昨年て。ようやく重い腰を上げて書き始めたところで、内容をだいぶ忘れていることに気付いた。なのでやっぱり感想文発表とりやめ。いかんよね、書こうと思った時に書いておかないと。強く印象に残っているのは…そうだな。同時上映されていた『空の境界』を見に来た客とグミチョコを見に来た客を外見だけで見分けられるか、というゲームが熱かったことかな。年齢で見分けがつくかというとそうでもないので、なかなか難度の高いゲームだった。まあ、難度も何も正解が明らかになるわけではないので全くゲームになっていないのだが。 それはともかく、その頃考えていたことがある。それは物語における導師ポジションのことだ。グミチョコには漫画版も存在するのだが、それには原作小説において迷え

    導師が上手に導いた - 失踪外人ルー&シー
  • 2009-01-10

    Answer×Answer2になって、タッチパネルに表示された対戦相手のアバターをつつくと、そのキャラクターに対して自分のアバターが「ブラボー!」と賞賛のメッセージをおくる機能が追加されたヨ。 クイズマジックアカデミーシリーズにタイピング問題を利用した擬似チャットが存在するのに対して、Answer×Answerにはコミュニケーションの手段が全く存在しなかった。これはAnAnにおけるタイピング問題の仕様にも関係しているだろうが、1対1という対戦形式の問題も少なからず関わっていたように思える。1対1の対戦ということは、送られたメッセージは常に自分に対してのものということになってしまうので、クイズゲームのおまけのコミュニケーションにしてはちょっと重いような感じがするのだ。現にAnAn2でも1対1のプレーオフではブラボーが送れない仕様になってるし。 基的にブラボーは相手の見事な解答を賞賛するため

    2009-01-10
  • お湯は生きている - 失踪外人ルー&シー

    最近、事をとるのが面倒くさくてお湯ばかり飲んでおりました。そのせいで頭に栄養が行きわたらなかったのでしょうか、こんなことを考えました。それはお湯は生きているのかということです。 「水は言葉がわかる」という説があるじゃないですか。説だか与太話だかは知りませんが、水に綺麗な言葉を聞かせると綺麗な結晶を作り、汚い言葉を浴びせると汚い結晶を作るとかいうやつ。これを根拠にして「水は生きているぜー」とかいう、いわゆる水伝とかいうやつです。 ファンタジー思考全開で行くと「水が生きてる」ってのはなんか分かるじゃないですか。分かるっつうか、そういうことを考える人の気持ちが想像できなくはないっつうか。だいたい、生きてるっぽい雰囲気があるからこそ、水伝がこれだけ広まったりしたわけじゃないですか。でもこれがお湯だったらどうですかね?生きてないっぽい感じがしませんか?たとえ凍らせても我々にメッセージを伝えんとする

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  • ときめきマジリアル - 失踪外人ルー&シー

    2ch掲示板のまとめブログに掲載される類の体験談が事実か創作かというのは、書いた当人でもない限りわからないものだ。内容に多少つじつまが合わないことがあったとしても、書き手の記憶違いだったりする場合もあるという可能性を考えると、ますます真偽を断定するのは難しくなる。 しかし「リアルとリアリティは違う」などという言葉があるように、文章から匂いたつ真実味というものは存在する。 先日、匿名掲示板群の濁った湖面に「今から上の階に住んでる女子大生がセックスするっぽい」というスレッドが浮かび上がってきた。スレッドを作成した者のコメントによると、ロフトに上って天井に耳をつけると階上のカップルのやりとりがおぼろげながらに聞こえてくるということらしい。当然のことながら周囲から湧き上がってくる「実況しろ」「録音後アップロードしろ」という要望に対し、「ロフトに移動しないと聞き取れないから、PCで実況するのは難しい

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  • 平行世界のナベアツ - 失踪外人ルー&シー

    商店街を散歩していたら、世界のナベアツの人気ギャグであるところの3の倍数で判断力が著しく低下するアレを真似る幼児がおった。この手のものは見ている方が気恥ずかしくなってしまうものだ。微妙に賞味期限が過ぎてしまっていることも恥ずかしさを募らせる一因だろうか。とはいえ元気がよくて結構なことだ。俺は微笑ましく思いながら、その横を通り過ぎた。よく考えればこの時点で違和感はあった。 俺の違和感をハッキリとしたものに変えたのは、背後から聴こえる「ななっ!」という阿呆の声。俺は思わず声にだして「えっ?」と言いつつ振り返った。なんということだろう。子供は、ナベアツ世界を支配する唯一の法則である『3の倍数の時に』を完全に無視し、てきとうなタイミングで阿呆になっているのであった。よくよく考えれば幼児にとって『3の倍数』というのは理解できないかもしれない。彼が倍数を理解するには小学六年生になるまで待たなくてはなら

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  • オタ夢十夜5 - 失踪外人ルー&シー

    こんな夢を見た。 タツノコプロ製作の野球アニメである『一発貫太くん』の続編は、異常なまでに路線を変更した『透明人間達は中国語を話さないだろう』という劇画タッチのホラー作品で、俗に言うタツノコ狂気路線の始まりだった。内容も成長した(というか全く別の顔になった)貫太とその知人女性が、マンションに巣う怪異に脅かされ続けるというもので、野球に関するエピソードはすべて排除された。内容もさることながら、その存在自体の奇妙さが子供だった俺にとってはたまらなく恐ろしかったのか、番組の放送時間が来るだけで布団を被って震えたものだった。 そして今、『一発貫太くん』のリメイクが作られるという噂を聞いた。ネットで詳細を調べるとリメイクのタイトルは『二枚の黒い板』というもので、二枚の黒い板が対話し続けるだけの内容になるらしい。リメイクとは言い難い暴挙に俺は怒り、テレビ局に抗議の電話をかけようとした。しかしプッシュ

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  • 加護の谷 - 失踪外人ルー&シー

    この前、知人宅で、さんまのまんま加護ちゃん出演回のビデオを見た。実は復帰発表後の加護を動画で見るのは初めてだったのだ。インタビュー等の動画もいままで一切見ていなかった。というのも、俺が好きだったのは歌うアイドル加護亜依であったわけなので、急に役者とか言われても興味もてねーなーというのと、あと、あれだ、不気味の谷現象ってあるじゃないの。ロボットとか人形を人間に近づけて精巧に作りすぎると、見るものに生理的な嫌悪感を抱かせるっていうやつ。あれに近いことが起こりそうな気がしたのな。「加護っぽいのに加護じゃない!」みたいな。W(ダブルユー)の文字に刻まれた2つの谷が俺を2度の死へと誘う……恐ろしいことだ。 だいたい、加護のブログは初期の迷走感がすごすぎた。ビスケットクラブっていうタイトルからわけわからない。どっからでてきたの、ビスケット。ポケットを叩いたら出てきたのか?そして負のイメージを拭い去るた

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  • 同キャラ対戦の闇 - 失踪外人ルー&シー

    初代ストリートファイター2では同キャラ対戦ができない仕様になっていた。当たり前であろう、同じ人間同士が戦えるわけがない。しかし、その当然もゲームのシステム的には不都合があるわけで、アッパーバージョンのストリートファイター2ダッシュ以降は2人のプレイヤーが同一のキャラクターを選ぶことが可能となった。 そうすると困るのはストーリー的な整合性であり、といってもこんなドイツのうら寂しい村でしか見られない怪現象ライクなものに格闘物語的な整合性と言われても困るので、勝利したキャラクターの台詞で、「アイツは偽者だった」とか「そっくりさんだった」とかいう説明を加えることで、なんとか体面を保っていたわけだ。 しかし、よく考えたらこれはちょっと怖いことだ。2人のプレイヤーが対戦している時点では、どちらか片方が物でどちらか片方が偽者であるという事実は存在しない。強いて言うならば2人ともが物であり、この対戦は

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