世界の高校生などが数学や物理などの分野で高度な知識を競う「国際科学オリンピック」が、ことしから2023年にかけて国内の各地で開かれることになりました。 この大会がことしから2023年にかけて、地学と地理を除く5つの分野で国内の各地で開かれることになりました。 具体的には、ことし9月に茨城県で情報分野の大会が開かれるのをはじめ、2020年8月に長崎県で生物学、2021年7月に大阪府で化学、まだ場所は決まっていませんが2022年夏に物理、2023年7月に数学の大会がそれぞれ開かれます。 大会は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせて誘致されたということで、国際科学オリンピックを推進している科学技術振興機構は「中国や韓国などは数万人が選考に参加するのに対して日本の参加者は最も多い化学でも4000人ほどなので、中学生、高校生たちにぜひ挑戦してほしい」と参加を呼びかけています。
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