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2019年7月20日のブックマーク (9件)

  • 誰かを落とすための一票だってある

    投票日も近いことなので、今回は選挙関連の話をする。 この話題は、おそらく荒れるだろう。 もちろん、読者の圧倒的多数が、黙って読んでくれる穏当な人たちであることは承知している。 ただ、インターネット上に公開されたテキストを取り巻く空気は、ごく少数の「声の大きい人たち」が作り上げる決まりになっている。であるから、揮発性の高い選挙の話題を含む文章は、毎度のことながら、あっという間に炎上する。そういうことになっている。 選挙の場合とは逆だ。 どういうことなのかというと、選挙の結果を左右しているのは、熱心な政党支持者による個々の一票であるよりは、むしろ最大多数を占める「投票に行かない人たち」の「投じられなかった票」だったりするということだ。それゆえ、皮肉なことだが、21世紀に入ってからこっちの、投票率が頭打ちの状況にあるわが国の選挙の結果は、「投票所にやって来なかった人たち」の巨大な沈黙を反映して、

    誰かを落とすための一票だってある
  • 第25回参院選情勢報道集約 最終更新|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    これは、今回の参院選で行われた情勢報道(選挙情勢の報道)を使われている用語をもとに分類し、選挙区ごとにリスト化したものです。 投票先の判断をする際などに参考にしてください。選挙では当落線上にいる候補者に投票すると、自分の一票が有効に働く可能性が高まります。 また、家族や友達、知り合いに選挙の話をするときにも、見せたりしてください。興味を持つ人がいると思います。 最終更新では、地元の事情に詳しい地方紙も可能な限り反映しています。ここに掲載した表の日付(報道された日)は右ほど新しくしていますが、地方紙だけは右端に別個の欄を作りました。また、東京と大阪はここにJX通信の情勢を入れています。 補足 ●順位について:「順位」とは、各社が掲載した名前順のことで、情勢表現の前に数字で書いています。(「1.リード」「2.懸命に追う」「3.厳しい」など) ●括弧について:括弧がついていないものが文の主な情

    第25回参院選情勢報道集約 最終更新|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
  • 日本がこれ以上分断しないために絶対必要な「エンパシー」とは何か(石戸 諭) @gendai_biz

    ブレイディみかこ――。イギリス・ブライトン在住、パンクロックを愛してやまないライターである。現地で――彼女の言葉を借りれば「地べた」で――生活をしながら、イギリス社会のリアルを描くことで注目された。 そんな彼女がこの夏、『女たちのテロル』(岩波書店)と『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)をほぼ同時に刊行した。前者は歴史に名を残した3人の女性の評伝であり、後者は現地中学校に通う息子とのコミュニケーションを通して、イギリス社会を描写する。 彼女の手にかかれば、遠いはずのイギリス、遠いはずの歴史と今の日社会が、どこかで地続きになっているように感じてしまう。好きなように生きられない苦しさ、持っている人とそうではない人、あちら側とこちら側の間に起きてしまった分断――。 今、そこにある分断を乗り越える鍵、キーワードはイギリスの中学校に出た試験問題のなかにあった。「問題:エンパシー

    日本がこれ以上分断しないために絶対必要な「エンパシー」とは何か(石戸 諭) @gendai_biz
  • SF作家・小松左京を育んだ子ども時代の体験(NHKテキストビュー) - Yahoo!ニュース

    SF界で「ブルドーザー」にも喩(たと)えられた小松左京の旺盛な知力が、いかにしてSFという表現のかたちに出会ったのか。まずは彼の少年時代を追ってみましょう。案内人は、評論家の宮崎哲弥(みやざき・てつや)さんです。 * * * 小松左京は、1931(昭和6)年1月、大阪市西区の京町堀(西船場)に生まれています。名は小松実。 五男一女の二男でした。 父親は千葉県館山の網元の家に生まれましたが、明治薬学専門学校(現明治薬科大学)に学ぶうち、東京人形町で漢方薬を商う老舗の娘と知り合います。小松左京の母親です。婚約して父が一足先に大阪に行った直後の1923(大正12)年9月1日、まだ東京にいた母は関東大震災に遭います。 小松は子供の頃、母からその被災の体験談を聞かされて育ったそうで、彼の天変地異のイメージの起源はここにあるのかもしれません。また千葉の網元だった父の実家も大震災で大きな被害を受けたと

    SF作家・小松左京を育んだ子ども時代の体験(NHKテキストビュー) - Yahoo!ニュース
  • 湯浅誠氏がさらに深めた保守と中庸の感覚 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    かつて、2年半近く前にブログで「湯浅誠氏が示す保守と中庸の感覚」というエントリを書いたことがありますが、今回内閣府参与を辞めるに当たって公開したかなり長めの文章は、湯浅誠氏がその保守と中庸の感覚をさらに見事なまでに洗練させたことを物語っているようです。 さきほど、ひさしぶりに「哲学の味方」さんがコメントを書き込まれ、そこで紹介していただいたので、エントリを立てて改めて紹介したいと思います。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-7d76.html#comment-88893122 この記事を拝見している同じ日に、以下の記事をも読みました。湯浅誠さんが、内閣府参与を辞任するに当たって書かれたもので、こちらのキーワードは「日型雇用」なんですよね。 http://yuasamakoto.blogspot.com/2012

    湯浅誠氏がさらに深めた保守と中庸の感覚 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    facebooook 2019/07/20
    “複雑だから複雑にしか処理できないにすぎないのですが、そのことに対する社会の想像力が低下していっているのではないかと感じます。”
  • 今野晴貴・藤田孝典編『闘わなければ社会は壊れる』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今野晴貴・藤田孝典編『闘わなければ社会は壊れる 〈対決と創造〉の労働・福祉運動論』(岩波書店)をお送りいただきました。 https://www.iwanami.co.jp/book/b454642.html 多くの人々が十分な社会保障・福祉を受けることなく,日々の暮らしにも困窮している.雇用と労働をめぐる環境は悪化の一途を辿り,ブラック企業による被害は後をたたない.一人ひとりの生活を守りつつ,社会全体の変革をめざす運動を生み出すことが求められている.労働と福祉,それぞれの領域から提起する,当の闘い方. 中身は以下の通りです。 はじめに  今野晴貴・藤田孝典 第一部 福祉運動の実践をどう変革するか? 1 みんなが幸せになるためのソーシャルアクション――福祉主体の連帯と再編を求めて ……………藤田孝典 2 ソーシャルビジネスは反貧困運動のオルタナティブか?――新しい反貧困運動構築のための試論

    今野晴貴・藤田孝典編『闘わなければ社会は壊れる』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    facebooook 2019/07/20
    “闘わなければ社会は壊れるかも知れませんが、闘い方を間違えればもっと社会は壊れるでしょう。 (ワンフレーズ的思考停止の典型である)「年金返せデモ」への称揚など、その一つの例だと思われます。”
  • 『資本主義と闘った男』我々がまだ知らない本当の宇沢弘文とは - HONZ

    私たちはまだ当の宇沢弘文のことを何も知らない・・・これが書を読了しての思いである。そして、宇沢とは何者で、どこから来て、どこへ行こうとしていたのか、その全てを詳らかにしてくれるのが書である。これをきっかけに宇沢の功績の再評価が行われるに違いないと確信させる、経済学歴史に残る名著である。 「ノーベル経済学賞に最も近かった日人」であり、「社会的共通資」(Social Common Capital)の重要性を訴えた思想家である「宇沢弘文」という巨人の全貌を理解するのは至難の業である。その裾野は限りなく広く、その頂きは限りなく高く、私たちを容易には近づけてくれない。 そうした意味で、宇沢は自身が語っているように、ひとりぼっちの孤独な思想家であり社会活動家だった。多くの天才たちが同時代の人々に理解されてこなかったように。そして、その孤高の天才の86年に及ぶ生涯を、大部な640頁の評伝にま

    『資本主義と闘った男』我々がまだ知らない本当の宇沢弘文とは - HONZ
  • イラン イギリスのタンカーを拿捕 | NHKニュース

    イランの精鋭部隊の革命防衛隊は19日、ペルシャ湾のホルムズ海峡でイギリスのタンカーを拿捕(だほ)しました。イランのタンカーが今月、イギリス領ジブラルタルの当局に拿捕されたことへの対抗措置とみられています。イギリス政府は緊急の会合を開き、自国の船舶に対してホルムズ海峡周辺に近づかないよう勧告しました。 イギリス外務省は当初、拿捕されたタンカーはイギリス船籍とリベリア船籍の合わせて2隻だと発表しましたが、このうちリベリア船籍のタンカーはすでに解放され、航行を再開したということです。 公共放送のBBCによりますと、イギリス政府は緊急会合を開いて対応を協議し、イギリスの船舶に対して当面、ホルムズ海峡周辺に近づかないよう勧告を行ったということです。 イギリスのハント外相は「タンカーの拿捕は決して容認できない。この状況がすぐに解決されないなら深刻な結果を招くことになる」としたうえで、外交手段を通じて事

    イラン イギリスのタンカーを拿捕 | NHKニュース
  • 京アニ火災「犯人の弁護しないで」の声あがる…なぜ弁護士は「極悪人」でも助けるの? - 弁護士ドットコムニュース

    京アニ火災「犯人の弁護しないで」の声あがる…なぜ弁護士は「極悪人」でも助けるの? - 弁護士ドットコムニュース
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    facebooook 2019/07/20
    “十分な弁護を受けて初めて、国家が刑罰権を行使することが正当化されるのです。”