新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、大阪府の吉村知事は22日記者団に対し、今後、重症化リスクの高い高齢者などに限定して何らかの行動制限を要請する可能性があるという認識を示しました。 感染の急拡大で、22日から沖縄県が会食は4人までとするなどの行動制限を県民に要請していることについて、大阪府の吉村知事は記者団に対し「感染力が強いオミクロン株を抑えるのに飲食店の人数制限に効果があるのか疑問で、すべての年代で行動制限をお願いすることは今の段階では考えていない」と述べました。 一方、吉村知事は「入院している感染者のうち70代以上が70%以上を占めており、高齢者など重症化のリスクが高い人を守る対策を強化すべきだ。そういった年代の人たちに何らかの行動の抑制をお願いすることはありえる」と述べ、重症化のリスクの高い高齢者などに限定して、今後、行動制限を要請する可能性があるという認識を示しました。