夜空の月が追いかけてくるように見えるのは、もちろん実際に追いかけてきているわけではなくて、目の錯覚によるものです。 この錯覚は月との距離が遠すぎるために起きています。 まず、月は地球から約38万キロメートルも離れた位置にあります。 地球をぐるりと一周すると約4万kmなので、世界を約9周半した距離、とてもはるか遠くに月があります。 さすがにこれだけの距離が離れていると、自分が歩いたり走ったりすることでちょっと月との距離が変わったとしても、自分が動いた分、月との距離が近づいた!離れた!とは分かりませんよね。 一方自分の近くにある景色は、自分が歩いたり、走ったりすることで変化します。 近い景色と比べると、はるか遠くにある月だけが同じ場所にとどまっている、自分との距離が変わらないように見えます。 このことから、月がまるで追いかけてくるように感じられるのです。 動画解説:石榑亜紀子
今日23日、気象庁はこの先の1か月予報を発表。梅雨が近づく頃ですが、降水量は全国的に平年並みか多い見込み。梅雨入り前から大雨の恐れがあり注意が必要です。早めの雨対策を。気温は広い範囲で平年並み。6月初めは涼しい傾向ですが、その後は本格的に蒸し暑くなりそう。 今日23日(木)、気象庁はこの先の1か月予報(5月25日~6月24日)を発表しました。 この先1か月の平均気温は、北日本、東日本、西日本で平年並みとなり、沖縄・奄美は平年並みか平年よりも高いでしょう。 期間別に見ると、6月初めはオホーツク海高気圧が勢力を強めて、一時的に北からの冷たい空気に覆われやすくなるため、気温が平年より低くなる所が多い見込みです。その後、6月中頃から再び気温が上昇し、本格的に蒸し暑くなるでしょう。 6月上旬から中旬にかけて、気温の変化が大きくなるため服装選びや体調管理に注意が必要です。 また、全国的に低気圧や湿った
今日11日、気象庁からこの先の1か月予報(4/13~5/12)が発表されました。 この先は、東・西日本を中心に、低気圧や前線の影響を、北日本では気圧の谷の影響を受けやすい時期があるでしょう。 降水量は各地とも「平年並み」で、日照時間は「平年並みか少ない」予想です。春らしく短い周期で天気は変わり、晴れの天気はなかなか続かない見でしょう。特に、北日本は4月中旬ごろ、東・西日本は4月下旬ごろに、曇りや雨の日が多くなり、この時期としては晴れる日が少なくなりそうです。 注意したいのが気温です。暖かい空気に覆われやすいため、「全国的に平年よりも高い」予想が出ています。 気温はこの先1か月(4/13~5/12)を通して、全国的に高い予想ですが、中でも期間の前半に「かなり高くなる」見込みです。 今日11日、気象庁は沖縄、九州~東北にかけて、広い範囲を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。 沖縄
洗濯頻度は、個人の性格や世帯人数などによって異なるほか、洗濯物の種類によっても差が出ます。 中でも洗濯頻度が高くなりやすい洗濯物には、以下のようなものがあります。 ・下着・インナー類 ・靴下・タイツ ・Tシャツ ・子ども服 ・運動着 ・作業着 ・タオル類 下着やインナー類、靴下、タイツなど、直接肌に触れるものは汗や皮脂が付着しやすいため、原則として着用するたびに洗う必要があります。 手や顔、体などを拭くときに使用するタオル類も、汚れが付着しやすいうえ、水に濡れると雑菌が繁殖するおそれがあるため、使用するたびに洗濯するのが基本です。 他にも、泥はねや食べこぼしなどで汚れやすい子供服、汗や泥が付着しやすい運動着・作業着などは、毎回洗濯した方がよいでしょう。 男女を対象に実施した洗濯機の利用に関するアンケート調査によると、洗濯頻度について「ほぼ毎日」と回答した人が最多で約40%、「週2~3日程度
今から約2年前の2022年1月6日、関東では南岸低気圧の影響で大雪となり、東京都心では10センチの積雪を記録しました。翌7日には天気はすっかり回復しましたが、気温が低い夜間を経て雪が多く残ったため、転倒事故が多発する事態に。1月6日の救急搬送車数は112名だったのに対し、7日は361名と、3倍以上に跳ね上がりました。 今回の雪も、夜間にあまり溶けずに残る可能性が高いです。明日6日の朝は、積雪やシャーベット、アイスバーンなど、かなり路面の状態が悪くなっていることも考えられます。転倒してケガなどないよう、十分ご注意ください。 普段、雪に慣れていない方が、雪道を歩く際、特に注意すべき所は4つあります。 1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。 2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって
気象庁は今日1日、この先の1か月予報を発表。西日本から東日本を中心に気温は高くなる見込みで、これまで以上に激しい寒暖差に注意。周期的に低気圧や前線の影響を受けて、2月としては降水量が多くなる可能性も。また「南岸低気圧」による雪にも注意が必要です。 気象庁は今日1日(木)、この先の1か月予報を発表しました。期間は2月3日(土)~3月2日(土)です。 この期間は、寒気の影響を受けにくく、沖縄・奄美、西日本、東日本を中心に気温が平年より高くなるでしょう。北日本は平年並みとなりそうです。 季節が冬から春へ向かう2月。今日2月スタートは関東甲信や東海で季節外れの暖かさとなりましたが、この先ますます、これまでよりも気温が上昇しやすくなるでしょう。1か月を通すと、関東以西は気温が高い傾向ではありますが、上空に寒気が流れ込むたびに、真冬の寒さが戻る日もある見込みです。ちょうど明日2日(金)は今日暖かかった
8日(月:成人の日)にかけて冬型の気圧配置が続き、強い寒気が流れ込むでしょう。寒気のピークは7日(日)夜から8日(月:成人の日)朝にかけてで、東日本の上空約5300メートルにマイナス35℃以下の強い寒気が流れ込む予想です。 また、上空約1500メートルには地上に雪を降らせる目安のマイナス6℃以下の寒気が西日本まで覆い、北日本や東日本の一部にはさらに強いマイナス12℃以下の寒気が流れ込むでしょう。 7日(日)17時現在、北海道の日本海側から山陰にかけて雪の降っている所が多くなっています。北海道や新潟県には大雪警報の発表されている地域があります。 8日(月:成人の日)午前中にかけて北海道の日本海側から山陰は雪が降り、降り方の強まる所があるでしょう。 特に、北海道の石狩地方と後志地方では断続的に雪の降り方が強まり、大雪となる見込みです。車の立ち往生など大雪による交通障害に警戒してください。 北陸
1月1日16時10分ごろに石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生し、石川県志賀町で震度7を観測しました。震度7を観測する直前の16時06分ごろにも石川県能登地方を震源とするマグニチュード5.7の地震が発生し、石川県珠洲市では震度5強を観測しました。その後も、石川県を中心に震度5強や震度5弱、震度4の地震が相次いで発生しています。 今日6日5時26分ごろにも石川県能登地方を震源とする地震で石川県穴水町で震度5強、七尾市で震度5弱を観測しました。 一連の令和6年能登半島地震で、今日6日11時までに最大震度5弱以上の地震は14回観測しています。 石川県能登地方を中心に活発な地震活動が続いています。1月1日に発生したM7.6の地震により揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、復旧活動などを行う場合には今後の地震活動や降雨・降雪の状況に十分注
太陽の最も近くに位置する水星は観測が難しい惑星ですが、1月12日に「西方最大離角」を迎え、日の出前の南東の低空で見つけやすくなります。太陽からの見かけの角度が最も離れるこの時期は観測のチャンスです。 水星の右上にはひときわ明るく輝く明けの明星・金星が位置しています。9日と10日には細い月も姿を見せ、美しい光景となるでしょう。水星よりもさらに低い空には火星もあり、年明けの日の出前の空に3つの惑星と月が集合します。 3月下旬から4月には4等台まで明るくなり、肉眼での観測が期待されている「ポン・ブルックス彗星」。1812年にフランスの天文学者ジャン=ルイ・ポンによって発見されました。その後、1883年にアメリカの天文学者ウィリアム・ロバート ブルックスによって再発見され、後に同一の天体であることが確認されました。 約70年ごとに太陽に接近し、今回の回帰では4月21日に太陽に最接近すると予測されて
気温の高い日も増えてきて、台風シーズンが目前に迫っています。日本気象協会が解析した2023年の台風の見通しによると、2023年は、平年と比較して、夏の前半ほど台風の発生数が多く、太平洋高気圧の西への張り出しがやや弱いと予想されることから、夏前半の梅雨期を中心に台風の接近数が多い可能性があります。 夏の前半は、ラニーニャ現象の名残で西太平洋の海面水温が高く、対流活動が活発になります。6月~7月は台風の発生数が平年並みか多くなりそうです。 一方、夏の後半から秋にかけては、エルニーニョ現象の影響が出始め、海面水温が下がり、対流活動が弱まる予想です。8月~10月の台風の発生数は平年並みか少なくなる見通しです。 6~7月は平年と比較して台風の発生数がやや多いことや、太平洋高気圧の西への張り出しがやや弱いと予想されることから、梅雨期間を中心に台風の接近数が多い可能性があります。過去、梅雨前線に台風が接
5月に入ってから、日本各地で大きな地震が多発しています。5月1日~きょう19日13時半まで、震度4以上の地震が12回あり、けさ(19日)も愛媛県で震度4の地震がありました。突然の地震に備えて、日ごろから備えのポイントなどをまとめました。 5月に入ってから、大きな地震が増えています。 今月5日には、石川県能登地方を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生し、石川県珠洲市で最大震度6強を観測。 この地震の後、石川県で震度4以上の地震が頻発している中、11日には千葉県南部を震源とするマグニチュード5.2の地震が発生し、千葉県木更津市で震度5強、千葉県君津市で震度5弱が観測。13日にはトカラ列島でマグニチュード5.1の地震が発生し、鹿児島県十島村で震度5弱が観測されました。 そして、きょう19日午前6時56分頃、豊後水道を震源とするマグニチュード4.4の地震が発生、愛媛県で最大震度4を観測しまし
地球との最接近の頃には、5等級前後の明るさになると予想されているZTF彗星。条件の良い暗い夜空では、肉眼でも淡く輝く姿が観測できると期待されています。2月上旬から中旬にかけては、十分に空が暗くなった頃に北の空の高い位置に見られるため、観測の好機です。特に、2月8日前後の宵の時間帯には、ZTF彗星の位置が天頂近くになり(東京の場合)、好条件となります。肉眼では、彗星はぼんやりとした光のかたまりのように見えます。市街地の空で観測する場合は、双眼鏡や望遠鏡を使うのがおすすめです。 ZTF彗星は星空を移動しながら、明るい一等星や惑星に次々と接近します。2月5日から6日にはぎょしゃ座のカペラ、2月11日には火星、2月14日から15日にはおうし座のアルデバランの近くに姿が見えます。明るい星を目印にして、彗星を探してみましょう。 ZTF彗星が前回太陽に近付いたのは、約5万年前。現在の彗星の軌道から計算す
今夜からあす25日にかけてが寒気のピークで、10年に一度レベルの強烈な寒気が流れ込むでしょう。日本海側は短時間で積雪が急増する見込みです。台風並みの暴風が吹き荒れ、猛吹雪になる所も。太平洋側でも京阪神を中心に積雪が多くなる恐れがあります。 きょう24日(火)、日本列島には強い寒気が流れ込んでいます。日本海側にはびっしりと雪雲がかかり、降り方の強まっている所があります。寒気のピークは今夜からあす25日にかけてで、10年一度レベルの強烈な寒気が流れ込むでしょう。 上空1500メートル付近の気温の観測で、過去に最も低かったのが秋田でマイナス19.5℃(1971年3月7日)、輪島でマイナス17.1℃(1971年3月7日)、館野(つくば)でマイナス14.0℃(1960年1月24日)、福岡でマイナス17.3℃(1977年2月16日に観測)です。 今回の寒気は、上空1500メートル付近で、マイナス15℃
台風21号の暴風域に入っている近畿では走行中のトラックが横転してしまうような猛烈な風が吹き荒れています。最大瞬間風速は大阪市で47.4メートルを観測。45メートル以上を観測するのは1961年以来、半世紀ぶりです。そのほか最大瞬間風速は和歌山市で57.4メートル、彦根市で46.2メートルなど、観測史上1位となりました。 近畿では4日夜9時頃まで猛烈な風が吹き荒れるでしょう。暴風に加え、高波、高潮、土砂災害にも厳重に警戒して下さい。各自が安全確保を図るなど、躊躇なく適切な防災行動をとってください。
1970年(昭和45年)11月25日。46年前の今日、高度経済成長にわく日本社会に震撼と衝撃をもたらした事件が起きました。戦後の日本文学界を代表する作家、三島由紀夫(本名、平岡公威(ひらおか きみたけ) 1925年1月14日 〜1970年11月25日)の割腹自殺です。この日、三島は「楯の会」のメンバー4人と共に東京・自衛隊市ヶ谷駐屯地を訪れ総監を監禁、バルコニーでクーデターを促す演説をした後、自ら日本刀で割腹し命を絶ちました。 満年齢と昭和の年号が一致する出生であることから、20歳で終戦を迎え戦前・戦後に引き裂かれた激動する日本に生きた天才は、なぜこのような死を選んだのでしょうか。 三島の行動を「迷惑千万」「民主的秩序を破壊する」「気が狂ったとしか思えない。常軌を逸している」といった批判が起こるなか、生前の三島と深い信頼関係で結ばれていた澁澤龍彥(1928年5月8日 〜1987年8月5日、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く