インタビュー=金光祐史 ●今度のは、前作の『COPY』以上に、ひとりぼっちな印象を強く受けますけど? 「ひとりぼっちだったからひとりの歌が出てきた…それだけなんですけどね(笑)。でも…『COPY』の時のほうがひとりぼっちでした。だから求めていたんでしょうね。言葉の中にさみしさがにじみ出て、そこに第三者が入ってきた。実際にその人はいなかったとしても。でも今回の『coup d'Etat』は、誰も助けてくれない世界に足を踏み込んで、ひとりで戦わなきゃいけないんだなって気持ちがあって。突き詰めていくと、孤独に戻っていくのが僕の歌の傾向というか。最終的に、そこに何か救いがあると思ってるから」 ●うん。 「別にどうでもいいやと思ってれば、適当な言葉で〈君も誰かとつながれるかもね〉みたいに言えると思うんですけど、そこにもっと切実な、誰かとつながりたいっていう、他者に対する不信感と裏返しのものを求めてるか
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