自宅で5歳の長女を殺害したとして殺人容疑で福岡県警に逮捕された同県久留米市宮ノ陣、無職、江頭順子容疑者(34)が「娘を洗濯機に入れて回したことがあった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。江頭容疑者は「しつけの一環だった。殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているという。 捜査関係者によると、江頭容疑者は今年5月ごろから自宅で数回にわたり長女萌音(もね)ちゃんの両手両足をテープで縛って洗濯機に押し込み、水を入れて作動させたという。その際、口を粘着テープでふさいで声を出せないようにしたうえ、洗濯機のふたを閉めてテープで固定し、逃げ出せないようにしていたという。 このほか、5月には部屋の棚に両手を広げた状態で縛り付けたうえ、水を入れたバケツを肩からひもでつるして放置したという。 江頭容疑者は08年に夫と離婚。今年5月に市内の別の場所から現在地に転居したが、そのころから、萌音