僕は、「まなぶ」には二種類あると思っています。 ひとつは、「教えられたことを、おぼえる」です。 これは必要です。 たとえば、「ひらかな」や「アルファベット」をおぼえるのは大事です。 いまから新しいひらかなやアルファベットを生み出しても混乱するだけです。 また、1+1=2をおぼえるのも大事です。 ルールや、機械の操作方法などをおぼえるのも大事です。 しかし、この方法では、進化と発展がありません。 未知に踏み込むことができません。 教える人を超えることもありません。 しかし、この方法は、とても成果を可視化しやすいのです。 明確に点数をつけることが簡単なのです。 評価しやすいのです。 もうひとつは、「自分で疑問を感じて、自分で調べる」です。 これこそが、本当の「学力」です。 たとえば、僕らは地上で微小重力状態をつくれる実験装置をもっています。 高いところから落とせば、微小重力状態になることは、本