タグ

ブックマーク / ameblo.jp/nyg1t10 (13)

  • 『本当の学力』

    僕は、「まなぶ」には二種類あると思っています。 ひとつは、「教えられたことを、おぼえる」です。 これは必要です。 たとえば、「ひらかな」や「アルファベット」をおぼえるのは大事です。 いまから新しいひらかなやアルファベットを生み出しても混乱するだけです。 また、1+1=2をおぼえるのも大事です。 ルールや、機械の操作方法などをおぼえるのも大事です。 しかし、この方法では、進化と発展がありません。 未知に踏み込むことができません。 教える人を超えることもありません。 しかし、この方法は、とても成果を可視化しやすいのです。 明確に点数をつけることが簡単なのです。 評価しやすいのです。 もうひとつは、「自分で疑問を感じて、自分で調べる」です。 これこそが、当の「学力」です。 たとえば、僕らは地上で微小重力状態をつくれる実験装置をもっています。 高いところから落とせば、微小重力状態になることは、

    『本当の学力』
  • 『お金よりも能力』

    お金は、とても大切なものです。 今の日では、生きていくためには、ある程度のお金は必要です。 ちなみに、お金は、自分自身の能力です。 それを現金に変換する作業が、「働く」です。 その際に、みんなと同じ能力だと、比べられて、安い方が選ばれます。 だから、「ちがう」がかなり重要です。 ただ、「ちがう」は、相手を選びます。 だから、自分の事を知ってもらう努力が必要になります。 それは、いまでは、ネットなどでも、沢山発信手段があります。 生きていくためには、お金が必要なのですが、 なぜお金が必要なのか? それは、払うためです。 なぜ払わなければいけないのか? それは、自分でできないからです。 だとしたら、自分でできることを増やせば、 払うお金を減らすことができるのではないでしょうか? 自分ではできない。してもらうしかない。と思ってる人は、 お金を求めます。 でも、自分でできるようになりたいな。どう

    『お金よりも能力』
  • 『明日はオンライン講演会』

    明日は、8月17日。 京都の子ども達が、オンライン講演会を開催してくれます。 彼らは、何度も僕の講演会に参加してくれただけではなく、 わざわざ僕の会社まで来てくれて、自分たちの思いを伝えてくれました。 彼らは、こどもキャリア塾のメンバーだそうです。 キャリア教育は、日でもずいぶん前から取り組んでいる事ですが、 それは、地域によってかなりのばらつきがあります。 当は、学校で教える学問は、社会で働くために有効な知識に過ぎないです。 進学も、社会で働くための専門知識を得るための手段に過ぎないです。 ですから、学校では、可能な限り早くから「なぜ働くのか?」を 子ども達に考えさせるべきだと思います。 しかし、現在の日教育では、 「なぜ働くのか?」を考えるどころか、 僕の目から見ると、「はたらきかた」も教えていません。 「いうことのききかた」を教えているように感じます。 そして、「いうことをき

    『明日はオンライン講演会』
  • 『幸せに生きないと。』

    今日も、模擬授業。 いま、来年からの専門学校の授業のために、 会社のみんなで模擬授業という実験をしています。 午前中は、生徒向けではなく、伝える側向けとして、 以前放送された、アナザーストーリーという番組の「ゆとり教育」を見てもらい、 みんなにディスカッションしてもらいました。 午後は、別な子が、物理についての模擬授業にチャレンジです。 午前の番組を見ていて、なんとなく感じたのは、 「教える」は「学び」とイコールではないなあ、ということです。 ですから、「教える」×「時間」=生徒が学んだ量 には、ならないように思います。 僕を振り返ってみると、 「教えられたこと」は、ほぼ全て記憶から消えています。 僕を構成しているのは、興味を感じて、自ら学んだことです。 たとえば、中学生の頃の社会の先生はとても面白かったです。 その先生の授業は大好きでした。 そのころに、先生が教えてくれた授業の内容を直接

    『幸せに生きないと。』
    fan-uwajima
    fan-uwajima 2020/07/01
    『いかにして、「学ぶ」を活性化させるのか。 それこそが、「教育」の最も重要なことではないかと思いました。』
  • 『教育が変わるチャンスの時。だと思う。』

    昨日は毎月開催されるロケット会議でした。 そこで、永田先生と話をしていたら、 北海道大学は、まだしばらく登校中止なのだそうです。 そのため、授業はオンラインで行うのだそうです。 僕はすぐに、「じゃあ、今年の授業を録画しておいたら、来年楽ですね。」 といいました。 永田先生も、「まったくです。でも、教師の存在意義が失われるかも。」 だそうです。 いま、来年のハイテクノロジー専門学校の 宇宙・ロボット学科のカリキュラムを作り始めたところです。 来年もまだコロナの影響もあるかもしれないので、 オンラインを考慮した内容にしようと思っています。 そのため、様々な人のオンライン授業を参考にしています。 すると、素晴らしい授業が沢山あります。 微分や積分の意味が、すんなり入ってくるような素晴らしい授業もあります。 それらを見ていて思ったのは、 「日でもトップクラスの人の授業を録画して、それを日中で使

    『教育が変わるチャンスの時。だと思う。』
  • 『人手不足の原因は・・・。』

    いま、日ではすごく人手不足です。 少子化の影響以上に人手不足な感じです。 その原因は、いくつか考えられます。 まずは、時代の変化に、教育が追いついていないことの問題です。 いまや 「素直、まじめ、勤勉」はロボットに負けます。 暗記の量と正確さでも、ロボットに負けます。 従来の教育が目指した資質は、ロボットに負けます。 また、ブラック、という言葉の普及もよくない影響があります。

    『人手不足の原因は・・・。』
  • 『放課後学習会についてどう思いますか?』

    塾がない地方の町での、学力をつけるための放課後学習会について、どう思いますか? という質問を受けました。 まずは、「学力」と「塾」について考える必要があるでしょう。 文科省が求める「学力」とはなんなのか? 学力とは「学ぶ力」です。未来の行動を支える力です。 で、テストの結果は、過去の情報です。 学力テストの点数なんてのは、学力を把握するための指標のごく一部に過ぎません。 学ぶ力がある子は、学力テストの点数が高めになる可能性が高いです。 学ぶ力の無い子は、学力テストの点数が低めになる可能性が高いです。 確実にそういう傾向があると思います。 しかし、 学力テストの点数が高い子が、学ぶ力を持っている、とは限りません。 学力テストの点数が低い子が、学ぶ力を持っていない、とも限りません。 そして、学力テストの点数を上げるのは、そんなに難しくないです。 過去問題を繰り返してやらせて、解法や答えを暗記さ

    『放課後学習会についてどう思いますか?』
  • 『麹町中学校で充電してきました。』

    現在は羽田空港。 昨日は、東京の「麹町中学校」に行ってきました。 宿題や定期テストなどの、「学校のあたりまえをやめた」で有名になった学校です。 以前から、とても興味を感じていた学校です。 ただ、僕は余計なことを考えていました。 もしかしたら、校長先生がすごくがんばっているだけで、 校長先生が替わったら、元に戻ってしまうんじゃないかな・・・なんて。 でも、実際には、全くちがいました。 学校に入って、すぐにわかりました。 先生も、生徒も、とても朗らかです。しっかり目を見てにこやかに挨拶してくれます。 それは、無理矢理しつけられた儀式のような挨拶ではなく、 とてもフレンドリーで、気持ちが明るくなるような挨拶です。 それを、みんながしています。 すばらしいことです。 講演をさせていただき、校庭でロケットの打ちあげをさせていただきました。 この段取りをしてくれたのは、またしても「くさつ未来プロジェク

    『麹町中学校で充電してきました。』
  • 『新しい年がはじまりました。』

    新年あけましておめでとうございます。 昨年の12月24日にインフルエンザA型を発症し、 そのまんま冬休みになってしまったので、 なんとなく、年越しに不完全燃焼な感じがありますが、 でも、昨日、芸能人格付けチェックを見て、ようやく年を越した感じを実感しています。 僕はほとんど民放を見ないのですが、 この番組だけは楽しみです。 Gacktさんの痛快な正解選択とコメントから、学ぶことが多いと思っています。 特に今回は、番組の冒頭に、Gacktさんのインタビューがあったのがよかったです。 Gacktさんは、日常的な主体的な学びを、「アップデート」と称していました。 なるほど。たしかに。 でもきっと、ネットから降ってくる「しなければいけない」 パソコンやスマホのアップデートとは異なり、 自分自身が意識的に主体的に学ぶ、というか、知りたい、という気持ちに基づく もののような気がします。 そして、Gac

    『新しい年がはじまりました。』
  • 『今の子達は辛かろうね。』

    なぜ働くのか? 仕事とはなにか? それを教えないままに、 進学先や資格を追いかけさせるような進路指導が、 昔からずーっと行われています。 日では、来は、中学校を卒業したら、就労できるし、 18歳を過ぎたら結婚もできます。親になれます。 しかし、日では、高校までの学校教育の中で、 働き方を教えていません。 雇われ方も教えていません。 「言うことのきき方」しか教えていないです。 素直で、まじめで、勤勉。 言われたことを、言われたとおりに、ちゃんとできる。 余計なことを考えない。 無駄口を叩かない。 おしゃべりをしない。 みんなできちんとそろってやる。 これらは、当は目的でも、目標でも、到達すべき基準でもないです。 これは、仕事に打ち込んだ結果に過ぎません。

    『今の子達は辛かろうね。』
  • 『夢を職業や進路に限定してはいけない。』

    夢がありません。 夢は、いま探してる最中です。 進学してから、夢を探します。 という言葉をよく耳にします。 こういう人達が、夢を見つけられるまでには、相当な時間がかかるか、 もしくは、夢を見つけられないまま、ルーチンとしての日常を過ごすことに なってしまうことが多いです。 ちなみに、進学というものは、夢に近づくための手段の一つに過ぎません。 進学したら選択肢が広がる、という大人もいますが、 当は、進学したら、専門性が高まるので、選択肢は減ります。 来なら、中学高校の間に、自分の将来の事を考えて、そのために、 進学先を選ぶべきなのですが、 現在の日教育では、中学高校では、 「夢なんてどうでもいいから、とりあえず偏差値をあげろ、 そして、できるだけいい学校にいけ、そうしたら、夢が叶う」 みたいな指導をしてしまいます。 だから、何をしていいのかわからない、なにができるのかわからない、まま

    『夢を職業や進路に限定してはいけない。』
  • 『すばらしい小学生を、そのまま大人にしてあげて欲しい。』

    今日も、札幌の小学生が2校来てくれました。 みんな、ものすごく朗らか。 それぞれの学校の子達が、「この学校の名前、なんて読むの?」とか、 普通に話し合って仲良くなっています。 サインに並ぶときも、二つの学校ごっちゃになって、仲良く並んでいます。 プログラムの進行上、サインの列を途中で切らなければいけないときも、 文句も言わずに、みんながさーっと席に戻ってくれます。 なんていい子達なんだ・・・。 午後のプログラムがはじまるときも、 「なにか手伝うことはないですか?」と聞いてくれます。 説明に使う、物のロケットの燃料を各テーブルに配る作業をお願いしたら、 あっというまに、みんなで手分けして配ってくれました。 そのときも、両方の学校が協力し合ってです。 なんていい子達なんだ・・・。 この子達は、来年中学生になります。 ちなみに、中学校の先生の中には、植松電機が2校いっぺんに引き受けることを、

    『すばらしい小学生を、そのまま大人にしてあげて欲しい。』
  • 『そろそろ進路指導のやりかたをかえたら?』

    もしも、子どもが、「総理大臣になりたい!」と言ったなら、どうするか。 小さい頃なら、「あら、かわいいわね!すごいわね!」と言うでしょうが、 小学校の高学年や、中学生が、真剣にこの夢をしゃべろうものなら、 そんなん、なれるわけないじゃん! よっぽど難しいよ、大変だよ・・・ そのためには、東大に行かないといけないから、とにかく勉強しなさい! と言ってしまうのでは? 僕だったら、 「ほんと!?すごい! なって! なって、日を、もっと優しい国にして欲しい!応援するよ!一緒に頑張ろう!」と言うでしょう。 そして、 「そのためにも、まずは、総理大臣のことを調べたらいいよ。屋に探しに行こう!」 そして、いろんな総理大臣の伝記をよんだら、次は、 「総理大臣は、世界とつながるから、海外の大統領の事とかも調べてみようか!」 って、他の国の大統領などの伝記も読ますかな。 大事なのは、偉くなる前の生き方と、偉

    『そろそろ進路指導のやりかたをかえたら?』
  • 1