京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、宇部興産に入社。京都大学博士(農学)を取得後、国立環境研究所に入所。外来生物や化学物質の生態リスクの評価や対策に関する研究に従事。主著に『終わりなき侵略者との闘い』(小学館、2017年)、『クワガタムシが語る生物多様性』(集英社、2010年)、共著で『地球温暖化の事典』(丸善出版、2014年)、『環境科学』(東京化学同人、2004年)など著書多数。 新型コロナウイルス感染症が世界を襲い、人々を不安に陥れている。不確実性の最たる現象といえるが、実は以前からこのリスクを予測してきた研究者がいる。その一人、ヒアリなど外来生物の研究で知られる五箇公一氏は、「コロナ感染症の危機」は、「気候変動の危機」と要因が同じであると言う。それは、地球の生態系を危うくする「生物多様性の危機」にも通じている。人類の存続を脅かす3つの危機の根本要因を明らかにして、その解決の方向
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