自然から湧き出した水には、現代人に不足しがちなミネラルが豊富に含まれています。 名水百選には日本各地の湧水が登録されており、現地に赴いて採水することができるところもあります。ここでは、栃木県の名水出流原弁天池湧水についてご紹介します。 どこで採水されている?出流原弁天池の湧水は栃木県佐野市出流原町にあり、1956年には池そのものが県の天然記念物に指定されています。佐野市街地から北西に約6キロの位置にあり、アクセス方法は 東北自動車道の佐野藤岡ICより車で約30分もしくは JR両毛線、東武佐野線の佐野駅よりタクシーで25分です。 藤原秀郷によって創建された磯山弁財天のふもとにあり、古生層の石灰岩が溶解してできた洞穴から湧き出ています。とても厚い土の層をフィルターとしてろ過された水は、年間を通じて約16度に保たれ、豊かな水量を誇ります。 観光名所の一つにもなっているこの池ではマスや鯉の養魚が行